20121117

埋め込まない型

こういう謎に満ちた物件をみるとあれこれ想像が広がります。



何らかの理由で送水口が必要になり、後から付けたのか?
にしては錆びている部分、随分年季が入っている。実は初めからあったということか。
いや、もともと外壁に埋め込まれる部分なので風雨に晒されれば劣化も早い。
後からだろうな。

いやしかし、後からこの部分に設置するのならばなにゆえプレートを付けるのか。
これを見たら誰でも落ち着かないこころもちになるのに。
まあ想像されるのは「送水口とわかりやすく知らせるため」だろう。
ということは、
①建て増し或いはこの部分以外の改築で送水口が新たに必要になった。
②埋込や埋設の手間を省くために地上に這わせた。
③査察の際にわかりにくいと指摘され、プレートとキャップ部を追加。
ということか。

もっと言うと、追加時かその周辺のタイミングで送水管部分のペンキ塗り直しが行われている。
しかし外壁部との接合面を送水口裏の支えとなる石の接合面と比べるとかなり新しい。
とは言えペンキ塗りはその後のようだ。
意外に目をかけられ、手入れが繰り返されている送水口かもしれない。
いや、考えなく設置してしまったせいであれこれと追加工事が必要となり、疎まれている送水口かも。



・・・・・送水口とめぐりあえる散歩は楽しいです。

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