20121231

2012年の終わりに 上野 その2

上野駅の送水口が綺麗だったのでまずはこれ。

ecuteの屋根の下。

新しいものですが、余裕のある鎖の長さ、箱埋設。垣間見える配管と電線。
さすが上野駅。

風格があるのは隣の駐車場の送水口。
これです。



プレートのみ新しくなってしまっているのは惜しいところですが、この膨らみのある差込口、絶妙な緑青。後ろのコンクリも年季を感じさせます。
この送水口がいいのは駐車場への配管ががっつり見えるところ。
配管に植物が巻き付いているのが廃墟感を醸し出していていいのです。



 もう一つ。
これはかなりレアです。

「広小路広場」とプレートがついた台形。この不思議な壁自体よくぞ残ったという感じです。
そのプレートの右下。

採水口の起動装置ですが、「起動押釦箱」なんて、とっても丁寧な説明です。




何がレアかというと、先ずはこのプレート。大きさ、そしてこの厚みで箱形になっていること。
そして採水口なのにこの爪の短さ。
しかも、なぜあえてプレートを分けているのか。
謎が謎をよぶわけですが、待ち合わせの若者がいたので寄れずじまい。残念。


ここでちょっと寄り道して京成上野駅。
ここの送水口はずっとお気に入りだったのですが、いつも煙草を吸っている人がいて撮影しにくかったのでした。
今日は大丈夫!と思ったら、あらあら・・・
プレートの一部が塞がれていて迫力半減です。残念無念。



ぴかぴかの金色プレートに赤く彩色した弁の組み合わせはかなりお洒落だと思うのですが・・・・いくらなんでもこの雑な塞ぎ方を誰も何とも言わなかったのかと凹むばかりです。
はあ・・・。
残酷です。




おまけその2。
上の金色送水口の横にあるレリーフ。
説明板を読むと、かなり著名な方の手によるものということですがサカナの口からカオって・・・。
芸術は難しいです。


おまけその3。

ジャイアントパンダ。


かつて(ものすごいかつて)草津へ友達と旅行に行ったとき「パンダ前集合」だったのですが、そのときパンダさんは室内にいたような気がします。そしてこんなにつやつやではなかったかと。
にしても改札の外でずっと上野の街を見つめているのと、駅でいろいろな人に囲まれているのではどちらがいいのでしょうか。
ちなみにこの日、娘さんをこのパンダの前に立たせて写真を撮ろうとしていた若いお母さんがいました。
が、娘さんはパンダが怖かったのでしょう。
号泣して逃げようとしていました・・・・・。
(つかまって撮影されていた)


おそらくこれが本年度最後の更新でしょうか。
今年は送水口倶楽部を再開できて、本当によかったです。
ありがとうございました。
来年もまた宜しくお願いいたします。

Aya

2 件のコメント:

  1. 京成上野駅のは以前にも見たと思うのですが、気のせいでしょうか?
    パンダさん、かなり大きく見えるのですが・・・・
    ほぼ実物大なのでしょうか?
    大人でもちょっと怖いです。

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  2. ありがとうございます。
    ・・・あら、ご覧になったことありますか?・・・それはおそらく旧サイトではないかと・・・(^^;)
    お気に入りのところはホント、通る度にどうにかして撮っているので送水口によっては成育史(?)にもなっているものもあったりします。

    ちなみにパンダさんですが、はい、大きいです!
    調べたら、やはり以前駅構内にあったもののようです。
    酔っぱらったときに見たらトラウマになりそうですよね・・・・・・。
    (あ、実はわたしビリケンさんすこしだけ怖いです・・大阪の方は大丈夫なのですかねえ)

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