20141101

憧れの新潟送水口ウォーク中編 ~新潟まちあるき編~

新潟路地連様のまち歩きに参加するべく新潟送水口ウォークは一旦終了させ、先ずは集合場所である新潟日報メディアシップへ。そこには既に人がいっぱいです。
20階に集合。「そらの広場」というだけあって新潟の街が一望できます。
天気がよかったこともありますが、新潟の街は空も地面も広く、濃いです。何がと言われてもうまく言えないのですがとにかく「濃い」。東京の濃さとはまた異なる、新鮮で柔らかで清らかな濃さです。まちの色も緑も空気も雲も。もちろん人も、なのでしょう。

当日は信濃川左岸「新潟の街@上陸・横断・登山」というイベント。
新潟の「島」めぐりから六軒小路、西堀飲食店街を経て日和山へと向かう楽しさいっぱいのまち歩きです。
各地で説明をしてくださったのは野内隆裕さんという方です。説明はにこやかでわかりやすい。用意してくださった地図は宝島の地図のようでわくわくする仕掛けがいっぱい。なるほど人が集まるわけです。新潟のまちは初めてでしたが、この時点でもう新潟大好きになってました。

もちろんまこさんも一緒。ときどき送水口に引っ張られて(ひとのせい)集団から離れてしまう私はまこさんの姿を見失わないようにしておりました。


ではその間の写真をいくつか。



金比羅小路にひっそり佇む寿湯。入ってみたいです。




こういう風景は心躍ります。なるほどこれなら新潟の雪にも負けないというわけです。そう言えば最近自分が橋裏や道路の写真を撮ってしまうのは、単に「消失点好き」だったからということがわかりました。いえ、それだけです・・・。

この近くにあった送水口。さすがに皆さんまちを見ている中でじっくり撮影できませんでした。足元のプレートからして南北製作所さまのものでしょう。写真を見たら蓋も純正品でした。足元が少し割れているのがかわいそうでした。やはりねじ式です。年月の経過で劣化はしていますが、上部はしっかり磨かれているのが嬉しい物件でした。

壁からこっそりこちらを覗いていた壁埋設型。でも壁の外。水抜きまで白くペイントされています。雪が降ったら紛れそうです。


美しいレンガタイルの建物。玄関左の硝子と枠もかっこいいです。・・・やっているのは・・・切手・コイン即売会!そして鑑定買入れ承り会。ちょっと惹かれます。木の影が語る当日の日差しの強さ。


新潟富士(*^_^*)
(ハイここから山が見えますよ~~、という感じでネタとして浸透しているようでしたが割と衝撃だった)

道の片隅にあった看板。持って帰りたいくらいの渋さです。


こちらは西堀飲食店街。昭和そのままの素敵すぎる一画です。昼間に訪れたのですが、いつか夜にここで飲みたいです。こういう「今度また」感を掻き立てるルート設定。ううむ上手い。

表示灯かっこいい・・・・

だんだんと海への道を進んでいきます。途中は坂道。坂の上でまこさんに教えてもらった絵蓋。
なんとなんと越境蓋です!初めて見る越境蓋。嬉しい!!!
こちらの蓋は本当は山梨県のもの。駅からマンホールさんのブログで確認。確かに!

そしてついに海へ!
日和山展望台に登りました。
絶景!!(で、テトラを撮る)
こちらは待機中。

こちらは勤務中。


道路に建物、芝生にテトラ。この風景をきっと、ずっと覚えていることでしょう。

雲一つない空でした。


展望台を降りて海の中の歩道?へ。
楽しかったけどちょっと怖くもありつつ・・・などと言いながらもまこさんに記念写真を強要してしまいました。すみません。
写真、大切にします!

さて、海から少し戻って日和山へ。
一緒に歩いた方々と「日和山五合目」にて会食。いろいろな方とおしゃべりできました。

この街歩きは翌日も右岸に場所を変えて行われるということでしたが、我々はここでさようならです(T_T)
帰り道に街歩き中に撮れなかった送水口撮影。

帰り道には勝手に新潟路上観察。

美しすぎる玄関灯。

かなりお気に入りになったのは街灯です。

地域の顔的な「第四銀行」。所謂「ナンバー銀行」です。ぶれましたが本物はむちゃくちゃかっこいいです。

家族大喜びの道路元標。(私も勢いで撮った)



あら、新しいけどねじ式。と言ってももう20年は経っているかもしれません。
おそるべしステンレス。

夜景が美しい萬代橋。

消火栓機工さまのものらしき送水口。仏具感高いです。

ビルの隙間のステンレスねじ式。プレート無しです。このあたりで眠さもマックスに。
新潟一日目終了です。


新潟二日目。
この日は純粋に送水口歩きです。
先ずは・・・これは新潟の港湾局跡、で宜しかったのでしょうか。
解体を待っているのでしょうか、人気が感じられません。勿論中には入れません・・・が。


あっ!

ああっ!




あああっ!・・・・ふふふ。こういう時の為(だけ)に買った高倍率のレンズ付きカメラが威力を発揮します!!見えてきたのは紛れもない村上製作所の送水口。鎖まで純正品です。ロゴマークもばっちり。設置されている壁との収まり具合も完璧です。

しかし、今年(2014年)の八月には既に解体され始め、送水口付近も工事が進んでいるようです・・・。



花壇系送水口、岬の突端編。
ねじ式蓋、差込金属蓋、そしてアクリル蓋(差込)が混在するまち、新潟。

箱入り。
ちゃんと額縁の下面がこちら側に向けて坂になっています。
こうすれば雨がたまらないので傷みにくいそうです。


かくれんぼ送水口。プレートを見れば南北製作所様の豪華なもの。それを横向きに、しかもちょっとはみ出して設置しちゃうという力技な物件です。それなのに右側の壁効果なのか重厚な趣を醸し出しています。

ちなみに周りはこんな感じです。ホソガイ理容さんの字がたまらなく可愛いです。

アーケードへ。縦書プレート。

自転車の駐輪警備中。

単口発見。スプリンクラー用っぽいです。

人情横丁。
ここは暗渠の上に建てられているとのこと。家族大興奮。

一つひとつのお店の佇まいが素敵です。

ぶら下がってます。


またぶら下がってます。

消火器のまあるい表示。


再びアーケード。送水口の文字が頑張ってます。

あの、ドカベンさんなどのキャラクターがいる商店街です。

単口もあり。アーケード用の単口は地方都市ではものすごくレア、というわけではないですがやはりときめきます。小ぶりで可愛い。

こちらはドレンチャー用。

さて、だんだんと帰る時間も近づいてきています。
しかしまだ何かありそうです・・・ここで地図を広げて再検討。
うむう・・・・何となく予感がする方へ足を進めます。
後編へ続く!






4 件のコメント:

  1. 西堀飲食店街は,この間ブルーバードでカツライスを食べました。でもディープな部分はまだ…。いずれ新潟の夜編で行きましょう。

    港湾局(?)の送水口はまだあのままです。まったく変わってません。(^^;

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  2. まこさん!!新潟では本当に本当にお世話になりました。新潟の夜編!眩暈しそうです。港湾局・・で宜しかったのでしょうか。まだ無事とは嬉しいです。グーグルマップでは瓦礫が積んであったので・・・

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  3. 三枚目の写真、自立型の右下のハンドホールが気になります。
    南北製作所様の縦にしたら、東西....いえ、なんでもないです。

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  4. よっち~さん 北陸ガスのハンドホールです。Gが大きくてかっこよく、そして何となく怖かったです。(G・・・・)実はおまけ写真でまだアップしていない蓋があるのでいつか・・!南北製作所さまのロゴマークはたいていきっちり作られているのですが、ときおり飾り板ごと回転しているものがあります。そうなると時には東西・・・いえ、まあいろいろあります(/・ω・)/

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