20161231

水戸路上観察学会


11月に、水戸芸による「水戸路上観察学会」がイベントとして行われました。
参加者30名ほどが二日間にわたって水戸市内を歩き、写真を撮るというものです。
撮った写真は、林丈二さん、一木努さん、南伸坊さん、藤森照信さん、松田哲夫さんというもの凄い面々に批評して頂けるというご褒美つきでした。

奇跡的に、家族(以下ジョージくん)とともに「あと五枚提出していいよ」と言われたので、再度水戸歩きを行ってきたという次第です。

当日提出したもの、および今回提出した五枚分の写真以外でお気に入りの写真を今回置いておこうと思います。ではでは。




噴出するみとちゃんパイロン


生を謳歌する影

こそこそ動きます

むぎゅう


むぎゅう

ジョージくんが見つけた面白い表記。おそらく四十一のこと


バナナマン

大すきなブルドッグ錠

モデル体型

もめたのかな

クレクレタコラっていましたね

黄富士

何と読むのか

お久しぶり

武骨な

登録文化財的トマソン

べー

きゃっ

鯨生えてました

初めて見る表示板

・・・の指し示す蓋


初見透かしブロック

初見透かしブロックその2

これは・・・

みとちゃんの後ろ姿でした。

この道路はこの後どこへ行くのか


シースルーみとちゃん

大きな角蓋

読めなかったのですが、ツイッターにあげたらものの数分で教えてもらえました。

法見


・・・と何の迷いもなく書いてしまったのですが、すぐさま「それは法尻(のりじり)」と
教えて頂きました。みみかきさん、ありがとうございます!!
法尻、のりじりと読むということも、合わせて「法頭」についても初めて知りました。
言葉はちゃんと調べて書くもの、と改めて思いました。
今後ちゃんと精進致しますm(__)m

手書き包帯

こっちくるなよー


腐食

水・・・浜?

シースルーみとちゃんその2


水飲み猫さん

「なにみてるんだよー」 


もっと剥がしたい

パイプの虹



電球おちちゃった

にげちゃった

パイロンによる捕食

ちゃぶ台なげちゃうぞ

再会のご挨拶

雷雲


写真の総評は来年3月だそうです。楽しみです。

20161225

村上市役所の送水口は村上製作所さま製品なのか否か

ということを確かめるためだけに村上市に行って参りました。


村上駅に降りると、ホームには墜落するマンホールの絵(違)と奥には・・・

鮭の絵!!
ホームだけではなく



天井にも(鯉幟ではなく鮭幟)

俵にも(こちらは酒)(すみません)

待合室にも

・・・なんと精巧な鮭のぬいぐるみ!!

そう、村上は鮭のまちなのです。

可愛い駅舎

悪い子と傘はここに入れられてしまう仕組み

まちへ出てみましょう。
魚市場・・・?


窓になにかが

鮭!!!


伝統的な町屋づくりの風景が見られます。


そして鮭。

鮭鮭。

民家の壁にも

鮭が

泳いでいます。


こちらは或る写真館なのですが


一瞬新潟県?と思いましたが・・・一体何を意味しているのでしょう。


そしてようやく来ました、今回のメイン物件。村上市役所です。



建物や扉にある「むむ」みたいな可愛いマークは旧市章のようです。
合併後は今風のカラフル市章になりました。



さあ!!どこにいる送水口!!!


あれ?



・・・・裏側でした!






こんなところに・・・
ひっそりと・・・





まるで自転車のように





何だか棒をくくりつけられています。



支え棒・・・なわけではないでしょう。



そして・・・・・・・ああ・・・・



【村上市役所の送水口は南北製作所さま製品でした!!!!!】


それを開き直るがごとく巨大なプレート (関係ない)



もう一度見てもやっぱり南北製作所製品です。 





市役所の庭では村上市の基準点?が

襲われ大切に守られていました。



駐車場のはずれにはこのような門柱があって

小さくて可愛らしい小屋、これがまたきちんと手入れされておりまして
しばらくの間家族がここから離れようとしませんでした。


ここもまた家族大興奮のお店。

開運の文字の愛おしさ。

一つ一つの文字の丁寧さに頭が下がります。

さらにアップで。


目的は達成したのですが、
今回新たな発見がありました。


こちらです。



低層銀行、単口はないだろうなあと近寄ると・・・・あれれ?


なんでしょうこれ!!!?

送水口?にしてはバルブ?水抜きでしょうか。



ちょっと細いようですが

送水口のようです。

バルブが水抜き用のものと仮定し、一体成型とするなら、もともとこうやって設置することを考えて造ったということでしょう。
自立型、壁埋設型に並ぶ型式になるのでしょうか。
というとこれはやはり特注品的な扱いのような気がしますので、多分ならないとは思いますが、それにしても面白く可愛らしい形です。




因みに、屋外消火栓は前澤様独占地域のようでしたが、一つだけ違うメーカー様のものを見つけました。こちらです。 


KIC

協和工業株式会社さまでした。




北国の消火栓はこうして標識を背負っているものが多いです。
自分のことは自分でする。
さきほどの村上市役所送水口の棒もその名残かもしれません。


あとはいろいろおまけ写真。

帝都高速交通営団の関根駅がありました。(嘘です)

この巨大な看板は

イヨボヤ会館。(写真撮影および公開OKでした)

巨大なイクラがお出迎え



お金かかってます。

とてもかかってます。

これは鮭の展示・・・ではなく、なんとびっくり。
川のとなりに博物館をつくり、その現況を観ることができるようにしたそうです。

そして本当に見ることができるのだから凄すぎます。


ポスター

江戸時代から鮭とともに暮らしてきた歴史の詳細が本当に丁寧に解説されている素晴らしい博物館でした。
江戸時代に、鮭を確実に養殖するために川の支流を二本造った(!!!!!)ということが一番の衝撃でした。


そして最後に。地面のタイルにも鮭。 


というわけで、村上市で見た送水口はたった一つでした。
でもお米も鮭もお酒も美味しかったのでまた行きたいです。