20181225

送水口ファンにサンタさんがやってきました。クリスマスプレゼントは…

送水口ファンへのクリスマスプレゼント、それは
本日、20181225日付 
『日本経済新聞 文化欄』の記事
【消防「送水口」が放つ美 村上善一 】です!!!!!



さて。
村上製作所社長にして送水口博物館館長でもある村上善一氏の記事が『日本経済新聞 文化欄』に掲載されました。みなさま、コンビニや駅にてご入手の上、是非是非ごらんください。
わたしはとりあえず10部購入して参りました。


また、関連ページへのリンクもここに貼っておきますので、
改めてこちらもご覧いただければ幸いです。

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送水口博物館WEBページ
送水口博物館FBページ

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ファンと所謂「中の人」との関係はいろいろあるかとも思いますが、村上さんの場合は、本当にファンにとって最高のひとです。
知識、行動力、好奇心旺盛、コミュニケーション力、人脈の広さ、チャレンジャー魂
もちろん、業界内でお力があることや、いろいろなイベントを実行するマネージメント力、博物館などを実現させることができる財力も村上さんを語る上では欠かせません。
しかし、最も重要なのは、送水口への愛と技術への厳しい目だと思っています。

送水口という対象を、ご自分の、メーカーのものではなくとも丁寧に取り扱う村上さん。送水口の価値を常に平等に把握し、真摯に分析してくださいます。
送水口という「製品」に費やされる技術に決して妥協しない村上さん。歴史的価値がある送水口をきちんと吟味し、説明してくださいます。さらに、救出の際は送水口に使われている技術に応じた工具や方法を編み出してくださいます。

日本経済新聞様の記事をもとに、更に送水口への理解が広まり、深まりますように。
そして、送水口博物館がさらに発展しますように。

おまけ
村上さんは送水口だけでなく、「人間」も大好きです。
ですから博物館にいらした人やお仕事、趣味を通じて関わった人をとてもとても大切にしてくださいます。
そして楽しい会やお酒が大好きです。
そんな村上さんに会いに皆様送水口博物館へいらしてください。
(ただし開館日は限られていますので、ページのカレンダーのチェックをお願いいたします)






20181123

送水口博物館が三周年を迎えました

祝 三周年

あの送水口博物館がなんと三周年を迎えました。
おめでとうございます。


村上館長が、自社ビルを改造し、内装や設備、そして展示をほぼ手作りして完成させた史上初の送水口に関する博物館
送水口博物館、通称ソーハク

簡単に三周年と言ってしまうのですが、館長は村上製作所の社長としての業務の他、諸団体の役職を務めるなど超多忙と言える生活を送っていらっしゃいます。博物館の設営や管理、送水口の救出、広報、各種イベントの企画実行や応援、そして館長として来館者への熱烈な対応…それら膨大なことを、その多忙な毎日の中から捻出してくださっています。
送水口ファンとしては、感謝し、崇拝するしかありません。

さて

そんな三周年ですから、ファンとしても企画を考えねばなりません。
ということで、
送水口倶楽部が現在進行形でまとめている「日本逸品送水口百選」をもとに館長がつくった(結局館長の仕事ですが)

送水口ビンゴ(!!!!!!!!!)を巡る送水口ウォークをしようと決めました。わーい!


11月23日(金・祝)
勤労感謝の日の送水口ウォーク、本日の見どころです!
参加してくださる皆様へ、そしてこれからこの界隈をお散歩する皆様へお送りいたします。

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13:00 日本橋三越ライオン本館ライオン口前集合

★日本橋三越CEC(建設工業社)製送水口
 ①蓋のツマミに施された驚きの仕掛けを堪能
 ②あの後、いったいどうなったのか!?をチェック!
 ③放水口も見たい!!
 ④忘れず青ビンゴ

★日本銀行村上製作所製送水口
 ①重厚な建築とともにインスタ映えする貫禄ある送水口を撮影、鑑賞
 ②製造元不明、館長がメンテナンスを行った文化財とも言える地上消火栓を観察
 ③ナニコレ!?な壁にある蓋…栓火消…右書きの骨董品かも…

(ここまででかなりな時間がかかってしまう予感もしつつ)

★近三ビル身元不明送水口
 ずうっと村上製だと思ってきたこの重厚な送水口…しかし接続口間120度
 いったいこれは誰が生み出したのか?村上さんではないのか?
 館長も初対面のこの送水口!!!館長の診断はいかに!!??
 ※ちなみに静岡市庁舎送水口と同型です。歩鉄さんにもぜひ見て頂きたいものです。

★TGビルCEC送水口
 ①青ビンゴゲット
 ②黒い壁に煌めく黄金のCEC、その格式高い輝きを浴びる

★呉服橋ビル村上送水口
 ①村上送水口のあの目印がこんなことに!
 ②放水口が外で!間近に!見られます。触れます。

★日本橋高島屋送水口
 ①とりあえず、基本として街角図鑑の表紙にもなった金ぴか村上送水口を愛でます。
 ②そして…!!感動の一枚板+横井製作所製新品送水口!美麗極まる逸品。送水口世界の新たな扉を開けた物件と対面


ここからは残り時間と相談しつつ、銀座を歩いて帰ることになります。
青ビンゴ、二つしかゲットできないかもしれないです、すみません…


そして
15:30からはソーハクにてパーティ!!
長崎県庁舎送水口救出の様子
ここにもあったよ送水口:港湾送水口の魅力
などのトークもあります!!

ここをお読みになり、参加してみようかな、と思った方は今からでも
こちら にご連絡ください。
宜しくお願いいたします。













20180930

四日市旅行記 港湾にひそむ四つの素晴らしき送水口

今回も蓋散歩びとさんの写真に惹かれて旅に出たのでした。

行先は四日市港湾部。
そこで素晴らしい送水口と出会うことができたのでお知らせです。

もうどこを見ても楽しい港湾部。

ぽちっと

秋晴れです 

トラス 

…にがこんと乗っている、これは水道管? 

巨大ドラム缶 

ではありませんが、壮観です 

閉まってます 

人気のない倉庫街 

煉瓦がちらっと

秋の空と倉庫街

おちゃめ 

可動橋 

電柱。木製 

迫力です

近代化遺産だそうです。
動いている所をみたいなあ 

その向かい 

これも送水口かな 

歩いていくとこんな建物が

あら?

あらあらあらあら

あらららららら 

線路には入れないので頑張ってズーーーーーーム 

うひゃー

立売堀製作所様の単口、と私は思っているのですがどうでしょうか。 
逸品を見つけて大満足。
実は、教えて頂いた送水口がありまして、
あまりの港湾部の広さに「無理かな…」
と思いかけていたところだったので
とりあえず来た甲斐はあったかなあと



思いつつも未練があり、歩き続けます。



楽しいなあ



てくてく







その時です











むむ? 




むむむむ


むうううう


これは 


これはあの、
あの



岐阜で出会って
すぐに解体のお知らせを見て


そしてすぐにお別れの日が来てしまった

あの兼工業さまの単口ではないですか!!!!!!



神様ありがとう蓋散歩びとさんありがとうございます

なんですかこれ、誰かがコンクリ壁から発掘してくれた

というわけではなく、周りを増やしたのでしょうが 

この、鈍く光るオールドプレート 

最高です 


そして、教えて頂いていた送水口にも無事巡りあえました。 











感動でふらふらしつつ帰途へ。


途中でミニ送水口っぽい蓋を見つけたり 


立売堀様の消火栓を見つけたり 


しながら帰りました。


そしてJR四日市駅へ。

因みにこの前の日、近鉄四日市駅付近でとんでもない送水口軍団と遭遇したのですが、
それはまた別の機会に。