20260807

【天神橋商店街の送水口たち】④ ~「THEアーケードな四丁目商店街」と「たった2基で意表をついてくる天四北商店街」~

4丁目商店街に入りました。
天井のデザインが変わり、天蓋の透明部分が狭くなりました。
夕方になって照明が点いたのか、とても美しい入口です。

地面の文字もかっこいいです。

店舗看板の上下が紫。
テントウムシがメインキャラクターなのかしら?

さっそく送水口がありました。
3丁目商店街に引き続き柱封入型です。
違和感を感じたのは標識のせいでしょうか。
アーケード用送水口の場合は、柱の上部に旗のような表示板を付けることが多いです。
ここでは、上部と送水口のそばと二か所についている。丁寧です。

商店街内高層ビル用送水口。お立ち台のようです。

こちらの自立型は宙に浮いているような施工でした。強烈です。
後ろのドアの取っ手が巨大単口に見えたのはナイショです。


アーケード用送水口、2基目。
ミャクミャクちゃんと一緒に撮影できて嬉しいです。

久しぶりの大阪初日、酷暑の中を調子に乗ってたくさん歩いてしまいました。
さすがにお腹も空いたのでえいっとお店に入りました。
銀鱈定食を頂きました。ビールは既にちょっと飲んだ。

お散歩に戻ります。
こんな柱の塗装はあまり見ません。電柱のようです。

えっ、これどういう状態…?記憶にない…

人通りも多く、店も閉まっているところがほとんどない。
アーケードとして共通に作るべきものすべてがきちんと統一されていて歩きやすい商店街です。

おっと、新しい壁埋設…

青アクリルの美しさよ…大好き
送水口に生まれ変われるのなら蓋は断然青アクリルがいいな。

そういえば4丁目商店街の送水口は全て道側に接続口が向いています。分かりやすい。

天満駅に抜ける道。たくさんの室外機に見つめられました。

ふと見上げるとめちゃくちゃ巨大なテントウムシ!!
そこを使うとは、おそるべし4丁目商店街。可愛過ぎる。

もうすぐ4丁目商店街も終わりに近付いてきました。
そうか、この辺りは4丁目商店街の中でも商店会が違うのかしら。
天蓋に「てんしきた商店街」の横断幕がありました。店舗看板のデザインもちょっと違う。

おっと、提灯のそばに送水口の標識が見えますね。

あら、送水口が…?単口???

いや、下の接続口は逆向きだ!
なんだこれ~
頭部回転式…でもない。そもそも逆向きに溶接されているようです。
場所が場所だけにこれ以上は撮影できなかった…

てんしきた商店街大胆だな!きっともう1基あるかも!
と目をギラギラさせて歩いていくと…あった!けれどこちらはスン…ッとした
スタンダードなチーズ型。
…ではないですね。放水口型ドレン弁にエルボついてるんですけど…
なんで…

きっと、ここは喫煙場所になっているようですが、それはそれ。
…よく見ると、エルボの先は65ホースを繋げる感じでしょうか?
久里浜と金沢で、アーケード用送水口があるべきところにドレン用ではなく、純粋に放水口が付いていたのを見たことがあります。別の場所から水を入れ、ここから出すことも想定していたのでしょうか。そうだとしたら凄い。
ちなみに、放水口についていたロゴは立売堀様のもの…のようですが、どうでしょうか。


あまりの急展開に息を荒くしながら撮影していましたが、
そろそろ五丁目商店街の始まりのようです。
地図を見れば、五丁目は東西に交差する商店街があるようです。
わくわく…

ということで今回はここまでとします。
お読みくださってありがとうございました。



 

20260805

【天神橋商店街の送水口たち】② ~情熱の3丁目商店街、そして初見の!自立型!!~

前回…ではなくて前々々回に続いて天神橋商店街の送水口を紹介します。
今回は3丁目商店街からです。

入ってすぐにこの地面。勢いがある!

地面には天神橋の「天」でしょうか。
勢いがある!!

天蓋付近には赤い鳥居が吊って…吊って!?…吊ってあります。
嫌でも鳥居の下をくぐることになります。嫌ではないですが。

3丁目商店街に入って初の送水口。
柱封入型…ですが、なんだかとても自然な飛び出し方です。
近付いてみましょう。

おお、隙間もなく、とてもきれいに施工されています。
時々柱と接続口の間が空いていて内部が見えたり、そのために悪者が煙草なんかを入れちゃったりすることもあるのですが、これなら大丈夫です。
見たか悪者!

そんな3丁目商店街ですが、マンションも建ちつつあります。
ブルーシートの上に照明と仲良く並んで自立型が生えています。

おおお、ぴかぴかです。とは言えずいぶんしっかりと点検されている様子。
最初の日付は2020年です。ちゃんと綺麗にされていてよかったね。

「参」の文字。3丁目商店街さすがです。

鳥居は天蓋からずら~~~っと並んでいます。
赤い鳥居ゾーンが終わり、次は青い鳥居ゾーンが始まるようです。
赤い鳥居には「真朱」、青い鳥居には「桔梗」という文字が見えます。

上ばかり見ていると送水口を見逃してしまいます。
ふと横を見ると郵便受けの下に単口。
シャッター用送水口です。

2基目のアーケード用送水口。
台車が「通れないよ~」と言っているようです。
台車って何となく人間味を感じてしまう…


送水口という文字はあるけれど…本体はいずこ?


…と覗いてみたら発見です。
って、いやそこ、可哀想過ぎませんか。
花壇に突き刺さっているというか、
花壇に侵食されているというか‥

丸岡様自立型はそもそもスマートにできていますが、
だからと言ってこの場所は狭すぎるのではないでしょうか…
くじけないで…


3基目。…防犯カメラか…

4基目。…ここにも防犯カメラ…
いや、わたし悪いことはしてないので…

空中鳥居は青から水色になりました。
扁額部は「浅葱」。

5基目。

「参」だけではなく「三」もあるのね

本当に気合いが凄い…

さて、そもそも天神橋3丁目商店街の天蓋ができたのはいつ?と思い調べたところ、

株式会社八洲様という商店街アーケードの企画・施工を専門にしている企業様の頁に辿り着きました。それによれば、3丁目商店街は「1997年(平成9年)に新築」と書いてあります。
新築、とは言え実際には「大規模改修」という感じだったのでしょうか。
そもそも簡易的な天幕が張られたのが戦後すぐ。
その後だんだんと発展し、1995年にアーケード準備委員会が結成。
「そこで鳥居を吊るそう」
「そのために天井の形を変えよう」
「鳥居は3~4色くらいにしよう」
などの意見が出たようです。
そして、今のアーケードが完成。
戦後すぐの天幕から数えて4代目になるそうです。

その中で、偶然「天神橋3丁目商店街振興組合」の土居年樹さんという方の文章に出会いました。リンクはこちら です。
一時期は4~6丁目は3丁目界隈に比べて非常に栄えていた。
3丁目も追い付け追い越せと知恵と力を出し合ったことが語られています。

天三が活気に満ち満ちて、本当に細かいところまで工夫がなされているのには、このような背景があったのですね。
そう思うと送水口施工の丁寧さも納得です。

さて、続けて歩いていきましょう。

6基目…かな…

6基目でした!(見えます?)


少し年季の入った自立型。放水口と書いてあるのはご愛嬌(ではないけれども)。地図で見たら、ビルの背面は細い路地になっていたのでアーケード側に設置したのでしょう。



空中鳥居は水色から緑色へ。
扁額には「萌黄」。

そろそろお腹が空いたのですが…写真に惹かれますが、大阪まで来て横浜の名が付いたものを頂くのはちょっと悔しいのでまた今度にするとしましょう。それよりもお店入口の壁を見てください。

きみ…鎖留作ってもらえなかったの…?

商店街内送水口、もう一つ。


微妙な設置の仕方なので、後から黒い部分を作ったのかと思いきや、足輪も付けてあるので…初期値がこの姿なのでしょうか。可愛い。ここに帰ってくるたびに頭を撫でてしまいそうです。「自転車とめないで」と言っているのは完全にこの子ですね。

7基目。

天神橋で一番長いと言われる3丁目商店街もそろそろ終わりに近付いてきまし…

…?


あら?

あららら?

あら~~
この型式、初見です!!!!
全体の感じは立売堀様製品のようですが…
何ですかこのカワイイ表情は。象さんですか!?

象さんのお鼻部分に刻印!!この位置!めちゃくちゃ見やすいじゃないですか。
97年ということは刻印制度が始まってから2年目。
まさか、まさか刻印対応…???

何か謎のキャップが乗っていましたが、構わず頭写真も撮りました。
ええ、かなり撮りにくい場所です。でも頑張った。


ふううう…
さて、もう一本道を越えて…

越えて…

もうひと区画だけ、天三です。
そこにも送水口。これで8基目。

いわゆる暗橋を越えると、天神橋四丁目の看板が見えました。

という所で今回はここまで。

天神橋3丁目商店街の情熱をひしひしと浴びたお散歩でした。
そして、八洲様のウェブページに出会えたことは非常に大きな収穫でした。

お読みいただきありがとうございました。