20260824

懐かしのまち、仙台へ① ~ハピナ名掛丁とクリスロードの送水口たち~

11月に写真展をすることになりました。(過去記事参照)
そこで、【今見ておきたいアーケード送水口】コーナーをつくることにしました。
気がつけば、47都道府県のアーケード送水口を最低一つ、おおよその都道府県で写しておりました。とはいえ一部お見せするにはどうなの…という写真しか撮っていない県がありました。
その中からまずは盛岡、宮城を何とかしようということでやって参りました。


夏のある日。はやぶさで仙台へ。
東京からは本当にあっと言う間です。

前回来た時には大規模工事していた駅前ですが、すっかり綺麗になりました。

ちょっと年季の入った駅の送水口に挨拶して

いざいざハピナ名掛丁(なかけちょう)へ!

大都会仙台の中心に堂々とした商店街看板。
東京新宿渋谷、池袋にもこういう風景があったら…と思いますが想像が難しい。

送水口も立派な施工の柱封入型が両サイドからお迎えしてくれます。

あら、地図が付いていますね

ドレン弁に小さなプレートが丁寧についています。
えっ、「サイヤミズ」!!その用語、まだ生きてるの…感動

逆サイド。

工事用の養生テープにメモ…メモ?

いきなりブラックホールかと思ったら商店街の名前が刻んであったのでした。
人通りが多すぎてすり減ったのか判読むずかしい。

3基目

…と4基目は正対せず、少しずれた位置に設置してありました。
道幅も広く、天蓋付近に吊ってあるものも大規模です。

5基目 

6基目

アーケード内高層ビル用送水口。

あれ、もう終わりかな、と思いましたが大通りの向こう側にも続いています

この出入口の送水口。7基目。
見てくださいこの青空。
実は、避暑も兼ねての旅のつもりでしたが暑いのなんの。
アーケードは日陰なのでまだ生きていられますが、大通りを渡るだけでも辛いです。

あつい…と呟きながら辿り着きました。

第2部の送水口、1基目
そういえば消防章も付いていました。きちんとしている…
それと、プレートは天蓋近くではなく接続口の上に貼られていました。

逆サイド。

ドレン弁上部、同じ文面ですがシールが貼られていました。理由は不明。

3基目を見つける前に、商店街の名称が切り替わります。
ここからはクリスロード。
むかしは中央通りと呼ばれていたそうです。
ちなみに、クリスロードの公式HPによれば、名前の由来は
「Creative Life In Shopping(クリエイティブ・ライフ・イン・ショッピング)」
の頭文字とのこと。

この商店街が凄いのは、
この商店街、通行量を随時発表しているのですよ…
ちなみに8月21日発表されたところによると、6月の総通行量は1463144人とのこと。
えっ、一桁まで出るの…
これ、私も数えられていたということですよね…
どうやってカウントしているのかな…

ということはその日は知らず、うろうろと放浪していました。
あとで怒られたりしないだろうか。

ふと視線を感じると砂風呂送水口。しかも2基ならんでいます。

お、刻印…?

1992年から2001年までに出荷された分については、基本的にこの刻印があるのですが…何だろう、何か追加されてる…それとも私の知らない別のランクがあるの‥‥

交差点。
各出入り口に2基ずつ。4基あります…!

一つ目
地図も合わせて取り付けられています。配慮が凄すぎる。

二つ目 あれ?なんだかドレン弁にカバーが
ぶつかったときに壊れたりしないようにでしょうか。もしくは悪戯防止のため?
それにプレートもちょっと汚れているような気がします。そういえば1基目もでした。

3基目。こちらもプレートちょっと汚れてますね。

4基目。これも…プレートに何があったの

進みましょう。
おっ??単口?いやまさか
と自分を抑えつつ近付きます。

そうですよね。シャッター開閉用ですよね。知ってた。大丈夫。
接続口に合わせて枠を作ってもらえてよかったね。

おお、今度はユニフォームが飛んでいる…楽天イーグルスのですね。

そしてまた四辻。

一つ

二つ
…これだけ標識が大きい!はみ出しています。

…と、ここで遅ればせながら気付いたのですが、この巨大プレートはメガパスカル表記。
そして、クリスロード用送水口、他のものはまだkgf/㎠2なのでした。

もしかしたら、ですが単位の変更に際して新しいプレートを貼ったのに、ちょっとはみ出すからと言ってべりべりっと外された…だから先ほどの四辻の送水口プレートは全てちょっと汚れていたのではないでしょうか。いえ、あくまでも憶測です。

三つ目…
ほら…MPaじゃない…

四つ目…

などと言っているうちにクリスロードも終わりです。
歩きやすいし、天蓋も可愛いし、仙台楽しい楽しい!!!暑いけど
さて、クリスロード最後の2基に挨拶しておきましょう。

うん、やっぱりこっちもね。標識拭いてあげたい。


何ともお洒落な眼鏡屋さんの前にも1基。

これでクリスロードは終了です。
商店街看板を振り返るとパステルでそろえたデザイン。たまりません。
大都市の中央にこんな個性的な商店街があるなんて素敵すぎる。
いいなあ仙台。しかも、まだこの先に別の商店街が続くのですよ…楽しい楽しい。



旅は続きますが、今回の記事はここまで。

プレート、どうなるのかな…未来に確かめるべきことがあると幸せだと気付いた今回でした。 

20260823

旭川の旅②  ~北国で差込式送水口も愛でる~

旭川市内では差込式とねじ式が混在しています。
そして、体感ですがねじの方が多い。
それは、もともとの形式がねじであり、或る時期から差込式になったから。
そして、そのきっかけになったのは、恐らくですが東京がねじから差込へと転換したから。
という仮説をもった…というのが前回で書いたことでした。
繰り返しになりますが、真偽はまだ不明です。というか、まだ確かめておりません。
この【北国の送水口接手問題】は、今後、他の地域を回りながら解明していきたいと思っています。

さてさて、では今回は旭川市内、駅から歩ける圏内の差込送水口を紹介していきます。
前回に比較して、新しさを感じると思います。
そして、ほとんどがステンレスです。

ではどうぞ。

先ず、旭川到着後一番に行った市役所から…

新しくできたばかりの庁舎です。


この軒を支えるデザイン大好き


はい、見ーつけた
もちろん送水口もピカピカです。


すごい、自分で標識を背負う子はよく見てきましたが、自分で位置図を背負う子は初めてかもしれません。多分…

頭には担当箇所が明示されています。こちらはオレンジ色で階段S S?

こちらは黄緑色で階段N そうか、Nは北、Sは南ってことですね


で、位置図…

うわー南北を左右に置くなーー
色も合わせてあげてーー
とか思いますがそれは今はよいです。
ちゃんと方角マーク書いているし、色については何らかの理由があったのでしょう。

それよりも、見るべきは「この令和に完成した庁舎には、しっかりと新しいステンレス送水口が付いているということ」なのです。

と言いつつじっと見てしまう位置図マーク。かわいい…
わたし、この位置図マークを収集していまして、Xで「#きょうの位置図マーク」としてアップしています。
その中でこれはA丸という分類に属するマークですが、このことを語ると長くなるのでまた他の記事に託しましょう。それにしてもかわいらしいです。

庁舎を出て、その周辺をお散歩していきます。

おお、ちゃんと守られている送水口。守ってくれたのもステンレス。ありがとう…

うつむき立売堀様。S228でしょうか。
もう生産されなくなってしまいましたが本当に一斉を風靡したデザインだったと思います。

不透明赤のアクリル、もしくは硬質塩ビ板?のプレート。最近はこれも見なくなりました。

立売堀様のSP用と連結送水管用。カラフルです。

なるほど、こんなパーツを貼っているのですね。

最新式S231とS232ですが、カタログではF型との表記がありました。
なるほど、露出Y以降、新たなアルファベット名が誕生したということではないでしょうか。
…と書いて何かの頭文字だった、とかならごめんなさい。
そして、グッドデザイン賞おめでとうございます!

もうちょっとでぴったんこうの送水口

後ろも見えてお得でした。

こちらもカラフルですが、↑先ほどのように枠ではなく、蓋そのものにカラーシール。

ちょっと低い位置のふたり
プレートの種類が違うのは何かあったからでしょうか。

駅ビルです。ここの送水口がとても不思議だったのです。

こういう事例が他にあるのか分からないのですが、左右で担当区分が異なるようになっていました。興味深い。


そしてここもマークが可愛い。おお、単口×2という認識なのですね。斬新です。

駅の裏?の方の駐車場へ…あ、ありますね


連結送水管が1つで他がSPかと思ったら反対でした。
しかも連送の方にそれぞれ区域図が付いています。

どうやら円の中心にあるのが放水口…ということでしょうか。
旭川に来て新しいものにたくさん出会って頭がパンクしそうになりますがすごく楽しい。



そうそう、申し遅れましたがこれは札幌でもよく見た北海道消防設備協会の耐圧試験済シールです。


おっと、一日目の差込はこれが最後でした。続けて二日目。

うつむきトリオ
もしかしたら一番左側(彼らから見て)にもうひとりいたのかもしれない


影だけ見るとねじ式に間違えてしまうかも

タイルの代わりに送水口

そんなに泣かないで

「消防隊専用」だけ手書きなのが興味をそそります。


青空と同じ色の蓋でした。

これはねじ式の回でも紹介しましたが

今回は頭写真もどうぞ



わりと飛び出している自立型。
標識が下にあるのはどうしてかしら

微妙に背の高さが違うのかもしれない‥‥
と思いますが、足をネジネジして同じ高さにするのはとても難しい。
同じ高さになったからと言って同じ向きになるとは限らないからです。
ということで、着脱が簡単な方式が開発されたという噂をネットで見た記憶があります。

まだまだ多いうつむき立売堀様

別行動していた家族が撮影してくれた三連送水口。
自宅の庭でラジオ体操しているようです。

NTTのビルには露出Y型もありました。

「放水口はネジ式です」
「わたしは差込式です」

二日目最後の差込式。


ここから三日目。三日目は朝から雨がつよく、1・2日目のような送水口探索街歩きは断念。家族が行きたかった煉瓦建築を巡ったり、博物館に行ったりしました。その道行で撮影した差込を紹介します。


となりにはもう一人いたのかな…

先ずは合同酒精株式会社旭川工場(旧・神谷酒造旭川工場)の旧蒸留棟へ。

平らな大地に聳える巨大煉瓦建築の迫力はものすごく、圧倒されました。
そして雨の中、旭川市市民活動交流センター CoCoDeで煉瓦建築を堪能。
その後合同庁舎へ。
キャノピーがものすごい迫力です。先ずはこれで大興奮。


二つあった送水口専用壁のうち、ひとつがねじ式(前回紹介)もう一つが差込式となっていました。設置年代が違うのでしょう。
ここの位置図マークはあまりにも可愛かった。
今すぐにでも語りたいのですが位置図マーク集の記事までは我慢です。
お楽しみに!

バスで旭川駅に戻った後昼食。まだまだ雨は降り続きます。
家族が二日目に行った北鎮記念館へ、今度は二人で行くことにしました。
ガイドツアーやクイズラリーを楽しんだ後は歩いて駅へ戻ります。

途中で撮った差込五人衆。これがこの旅で最後の送水口写真となりました。

このあと空港に行って旭川ラーメンを堪能。
ゴールデンウィークでしたが、夜には雨が雪になりました。
けれど飛行機が頑張って飛んでくれて無事帰宅となりました。

さて、旭川の旅の記事としては、
☆地上式消火栓・採水口
☆位置図マーク
☆建築や蓋
を紹介できれば、と思っています。


…が、大阪や仙台、盛岡の商店街のことを忘れる前にそちらの記事を書くかもしれません。
何が来るか、どうかお楽しみにしていただけると嬉しいです。
では今回はここまでと致します。お読みくださってありがとうございました。