20260731

【2026年7月10日 神戸防災フェスタ】送水口博物館分館開館!!(感謝をこめて)

 

2026年7月10日(金)神戸で防災交流フェスというイベントが開催されました。
行政書士法人吉村防災システム代表の吉村量太さんの呼びかけにより、防災に関わる方々が神戸に集まったのです。

会場では、多彩なトークセッションが行われたり

たくさんのブースも設置されたりしました。

↑さて、この右上の方をご覧ください。
分かりますか??


ここ!ここです。
何と、送水口博物館の神戸分館が設置されたのです。

というわけで、防災のプロではない私も博物館スタッフとして館内のご案内と神戸の国宝級送水口についての説明などを行ってきたという次第です。

さてさて、フェス当日の朝。
朝一番でホテルの朝食を頂き、村上館長、キュレーター山崎さんとともにいざ出発!
レジェンドマンホーラーであり、ソーハクリサーチャーでもある白浜さんは現地合流予定です。(ちなみに私もリサーチャー)

会場に到着!既に吉村さんはおいでになっていましたが、ブース担当者としては恐らく一番乗り?だったような気がします。
会場を見上げる館長↑


館長と山崎さんは、前日に車で来て必要な展示物やグッズなどを運び入れていました。

一晩館長と別れて過ごした送水口たち↓
「村上さんやっと来た~~」「心細かったよ~~」
と言っているような…


それはそれとして今回の目玉の一つである巨大消火器を見つけてキャッキャする館長

「え?これドアがついてるよ!」「あけちゃう?あけちゃう?」
ギミックに興奮の館長

そうそう、この巨大消火器には今回のポスターが貼られていました。
送水口博物館の名前にご満悦の館長

真ん中です!!紺地に白抜き文字なのでとても目立ちます。
デザインをしたのはもちろん館長。今更ながらさすがです。

会場に移動。(広い!)
ソーハクブースを作っていきます。


ビックサイトなどでの実績も数多くある村上館長。この会場を下見した直後からデザインを考え、設計を進めてきました。そしていよいよ実際に組み立てです。ただの棒が、ただのパネルが博物館分館へと形を変えていきます。魔法のようです。

白浜さんも登場!

他の出展者の方々もだんだん来場してきます。

資材の移動のため、控室と会場を行ったり来たり…

とうとう看板パネルが取り付けられました!

じゃーん!!嬉しそうな館長と山崎さん

説明用資料を掲示するパネルを準備

いつもの入館者記録簿も設置

三宮電電のレジェンド送水口をこの機会に広めます。
それにしても写真を写真で撮ると本物みたいです。

グッズの設置も完了!!パンフレットも名刺も完璧。
いよいよ開館です。

著書「まちかど送水口図鑑」(創元社)を手にうきうきの館長
「みんな買ってね~~サインするよ!」

このあと、たくさんの方々にご来館いただきました。
説明したり、ご挨拶したりで開館時の写真が…あまりなく…
記録係なのに、役立たずですみません…


交代で他のブースにも見学に行きました。

今度職場で研修しようと思っているので本気で勉強しました。
このミニチュアいいな…すごくすごく分かりやすい。
たくさん質問したのですが、全て丁寧に答えていただきました。
感謝なのです。


こちらは控室で館長が楽しんでいた巨大消火栓。これなら絶対に意識が向きますよね。
それにしてもこの大きさのものを造る技術は凄いです。尊敬しかありません。


博物館内で説明したり、見学したりするほか、講演会にも行きました。
「女性消防設備士の休憩室ラジオ」の公開収録、小林恭一氏のご講演などを現場で拝聴できたことはかけがえのない経験になりました。

今回特に職場にも関係ある物品(けせるん)を知ったこと、防災教育に関する新たな視点をいただいたことなど、本当に行ってよかった…

だけど、何よりうれしかったのは、
「ソーハクがたくさんの人に喜ばれたこと」
!!!!!!!
です
!!!!!!!!


ご来場してくださった皆様、本当にありがとうございました。
話を聞いてくださった皆様
スペースがつまっていて入るのを遠慮してくださった皆様
あそびにきてくれた大阪の友人
本当に本当にありがとうございました。
それと、私がお休みを頂いた間、代わりにお仕事をしてくださった同僚の皆様、一生懸命頑張ってくれた私の大切なひとたちにも感謝の気持ちでいっぱいです。


そしてフェスはあっという間に終わり…

懇親会の最後の挨拶になんと!村上館長が…!
館長は、あえて図鑑や博物館の話ではなく、消防・防災に関わる方々に対して何が必要なのか、どんな心構えが大切なのかということをお話してくださいました。
忘れがちですが(忘れちゃダメですが)、村上さんはあまたの消防に関わる規則の整備に尽力なさったり、技術開発を自ら挑戦されたりまた援助したりと、防の未来に関する支援をこれでもかこれでもかと実践されてきた方です。
素人でしかない私が聞いても、前向きになることができるお話でした。


後援会終了後、フェスに来てくださったお友達を見送り…

アポロ採水口の写真をみんなで撮りまくり…


さらに蕎麦呑みで打ち上げをして宿に帰りました。

関係の皆さま、本当にありがとうございました。
特に企画運営をしてくださった吉村様、尊敬しかありません。
そしてできれば次もソーハクを呼んでください。


ちなみに、翌日わたしは兵庫県庁を再訪後、元町商店街アーケード送水口全部撮り。
そのあいだに車で資材を運んでいた館長・山崎さん
蓋を求めて(多分)旅に出ていた白浜さん、および館長夫人Akikoさんとジョージくん含め再度全員集合。
某ブラックサンダーの工場見学に行ってまいりました。(濃すぎる)


それではここまで読んでいただいてありがとうございました!




20260730

【粉浜商店街の送水口たち】~住吉大社のお膝元に広がる送水口迷宮~

 

2026年夏。

毎日暑いですね…
この日も暑かった…ふらふらしながら辿り着いたのは住吉大社。

と言ってもお参りに来たわけではありません。
阪堺電気軌道上町線の旧住吉公園駅を通り…


南海本線住吉大社駅の反対側に出ると…

はい、ありました!
粉浜商店街~~~
この商店街、予想に反してかなりの迷宮感があったので、先に簡易地図を出しておきます。
別にスルーしてもかまいません。ほぼ自分の説明用です。








商店街看板のすぐ下にお迎え送水口があります。初めまして!

非常に狭い接続口間の縦双口送水口です。
送水管は紅白で綺麗なのですが、とにかく暑い。暑いのです。
見てください、この青空。風もない…




お腹も空いていたということに加え、暑さで倒れそう
…と思いつつ一歩商店街に足を踏み入れると…あれ?暑くない!
むうう、さすが天蓋。さすが住吉大社のお膝元。
入口のKOHAMAの金文字も急に輝いて見えます。

この道幅。この丸屋根。
そして店舗看板がなんとクリアではないですか。
好みすぎる。



2基目の送水口と遭遇。お酒はほどほどにね…

暗くてよく撮影できなかったのですが、この、この細い隙間に小さな祭壇がありました。
こういうところが商店街の面白さです。
これでもか、とばかりに提灯がぶら下がっているのも丁寧です。大切にされているのですね。

見えにくいけど3基目。



見えにくいけど4基目。
送水口ももうちょっとだけ目立つようにしてもらえると嬉しい。

道は細いのですが、たくさんのお店があり、活気に満ちています。楽しい。

よく見れば柱はちょっと洋風です。そしてキャットウォークシルエットがかっこいい!


天蓋カーブ!いいですねいいですね

でもやっぱり送水口は見つけにくい。ガンバレ…

さて、中ほどまで進むと、西方向に少しだけ、ほんの少しだけ天蓋が伸びています。

既に文字も見えませんが、ここにはかつて粉浜商進会という看板があったそうです。

実は、この先ずうっと北に延びていたアーケード商店街だったそうですが、2013年には天蓋撤去。今は粉浜街道壱八弐という名前に替わっています。道には往時のまま、タイルが敷かれ、かつて賑わっていた場所であったことがうかがわれます。その道にはこのあと行きますのでその時にまた。

さて、北へとお散歩を続けましょう…と、足元に大きな道しるべタイル。
あ、ここの場所覚えておいてください。


ここで商店街は二手に分かれます。

まっすぐ道なりに北上するのがわいわいロード。先述した壱八弐に繋がる道です。
右に伸びているのが粉浜駅前商店街です。南海本線粉浜駅に出ます。





先ずはまっすぐ道なりに進みましょう。
わいわいロードです。路面の模様が変わって黄色いタイルになりました。可愛い。
茶色い丸い柱に送水口が埋め込まれています。接続口間は先ほどよりゆったりしました。

店舗看板もシックな色合いになりましたね。

そうそう、言い忘れていましたが、この粉浜商店街では、各所にこのようなミストマシン(?)が設置されていたのです。写真にもうつるほどのこの威力。
それは涼しいわけですよ…ありがたや…!!!


と、涼を楽しみながら歩いていくとこのルート2基目の送水口です。
すっきり縦双口。金属蓋が新しさを醸し出しています。


わいわいロードがここで再び分岐。
その天井の美しさ…
ダブル五角形の天頂部、こんなのほかにあったかな
じっと見入ってしまう…

分岐を左(西)に。
自転車で送水口うまく撮れない…(自転車わるくない)


西側出入口。たくさんの自転車が置いてありました。
そう、大阪には自転車で移動する方がとても多い…

さて、先ほどの分岐場所へ戻り、先述の粉浜街道壱八弐ルートへ続く道へ向かいます。
…っとそこに何か異形…

ぎゃー、頭部回転式、ではなくチーズ逆向き送水口。
これは異端…でもそこがいい。
あと、写真をアップして五円玉が載っていることに気付きました。

放水口型ドレン弁は岸本様製でした。よい色合いです。こっちはペンキ塗られていないのね

はい、ここが粉浜商店街:わいわいロード部分の最北端です。

出入口の送水口は縦双口。
左側に見えるのは隣接するビルの送水口。横井様製のようです。

ふと足元を見ると、何か石碑が…
なんと、粉濱村道路元標!

そういえば、どうしてここが粉浜街道壱八弐なのかというとですね、
この↑道路元標から182mの商店街ということだそうなのです。
…ということは帰って調べて分かったので、元標のところに何か掲示板があるとよいなあと思った次第です。


再び五角形天井の分岐点に戻り、今度は東へ向かいます。幟がかっこいい。
こちらもわいわいロードと称されていますが、正式には粉浜本通商店街。幟の下の方に書かれていました。また、幟には、「住吉大社のお膝元」とも。そこで気付いたのですが、店舗看板住吉大社なの…?可愛すぎる…

この道の送水口も先程と同じ、きちんと感が大きい縦双口。

東西に延びるわいわいロード(粉浜本通)を東の出入口まで歩き尽くすと、先述の【道しるべタイル】の分岐から線路沿いに伸びてきた粉浜駅前商店街の出入口とぶつかります。
尼崎に3つの商店街の出入口が並んでいる場所があって、ケルベロスと言われているのですが、(実際に行ったら4つあって…はい、いつか記事にします)ここは二つなのでサイアミーズドラゴンですね、館長。(送水口博物館にある置物参照)



ああ、こういう地面の模様と文字を見るだけで心が弾みます。THE商店街。

おっとこちらは柱封入型。ここに来てがっつり頑丈送水口。
ステンレスには模様も刻まれていて、贅沢施工です。

ほら、幟も店舗看板も変わりました。くうう、こういうのがいいんですよ。

みんな大好き天蓋カーブ。右側に、2基目の柱入り送水口。

何かを抱えています。副業中でしょうか。


あれ、カーブのところで地面の模様が粉浜商店街のものに替わっている…?
おかしいな、道しるべタイルまでは駅前商店街のはずなのに。

なんと!!店舗看板も同じ店であるのにも関わらず、駅前商店街のものと粉浜商店街のものと二種類ついています。ピンクコクミンとクリアコクミン。ピクミンみたいですが。

という訳で最後までふたつの商店街の境目は分からなかったのですが、これで一応全道制覇したのでおしまいとします。空腹にも耐えられなくなりましたし…
それにしてもこの風景素敵です。分岐とカーブ。ずっと見ていられる。

昼食は住吉公園へ。

とてもお洒落な和カフェがあったのですが、お食事時間を8分過ぎていたのでお茶しかできないとのこと。対応してくださった店員さんが優しく伝えてくれたのですが(ありがとうございます)、ひもじさに泣きながら退出(おおげさ)。

ということで、こなもん「げんば」さんに飛び込んでたこ焼きとビールを頂きました。この時のビールの美味しさと言ったら…泣 たこやきもとろんとしていて、私の人生における美味しいたこ焼きナンバー1と言っても過言ではない。いや本当に最高でした。




ここまでお読みくださってありがとうございました。