20130102

2013お散歩はじめ

今年も宜しくお願いいたします。


今年も仕事はしますが、たくさん歩いてたくさん好きな写真を撮って楽しみたいと思っています。

というわけで2013年おさんぽはじめ。

家族会議の結果、行き先は川崎河港水門に決定。

まずは京急川崎駅へ。
駅横の昔からある商店街。川崎は近年とっても綺麗になっているのですが、ここはちょっぴり取り残された感じ。看板も撤去されてしまっているなどもしかしたら全面的に改修の手が入るのかもしれません。寂しいなあ・・・。とおもいつつ大師線へ。


大師線に乗っている人の目的は殆どが初詣、あるいは競馬。
そんな中、鈴木町駅で下車。一緒に降りたのは地元の方のみ、でしょう・・・。

駅前には味の素の工場。少し歩くとUBEの文字。
これはまさしく宇部興産のロゴマーク。
宇部興産と言えばかつて東武東上線沿線に社宅があったことで有名です。私には。
なぜかというと母校校区であり、宇部興産関係の友達がたくさんいたからです。
この社宅に住んでいる子は賢かったなあ・・という印象があります。それはともかく。


なぜか傾いている小屋。早くも日が蔭り気味。




はい、見えてまいりました。目的の水門です。
川崎の市章が側面に見えますが、目をひくのは上部のオブジェです。
ブロッコリのように思えますが違います。桃やら梨やら果物盛りだそうです。


これができたのは昭和3年。
大川崎運河計画の実現のために造られたそうです。
この計画に相当力が入っていた、というのはこの水門の壮大さと緻密さが兼ね備えられた意匠から充分に想像できますが、計画は途中で頓挫。水門だけが残されたということです。
登録有形文化財に指定されているのでしばらくの間は壊されることはなさそうです。


やっぱり撮ってしまうこの構図。


このゲートが閉じられることはもうないのでしょうか・・・。



日もすっかり暮れてしまいました。
水門も素敵だったのですが、ずっと気になっていたのが近くの鉄塔。
ちょっと・・・・異質ですよね。



電線がありません。↑
「純粋鉄塔」です。

川の対岸にある鉄塔と繋がっていたのか、あるいは繋がる予定だったのか。
敷地は工場を解体しているような状態でした。
事情はよくわかりませんが、非常に孤独感のある風景でした。


Uターンして京急川崎駅。
このホーム、さりげなく三角形。そしてこのホームの表示。「何番線」を示す電光掲示の・・・
行く先が書いていないのはともかく、小さいです。二つとも。可愛いので撮ってみました。
ふと周りを見るとテツさんと思われる方々が一生懸命カメラを構えていました。
電車の正面に賀正のヘビマーク。なるほど・・・。


せっかくなのでアーケードを回ってきました。
一瞬真鍮かと思いましたが塗装でした。クリスマス風です。


「アーケードの門のところは頑張って石づくりにしたのはいいが、送水口があったことに気付いてしまった」結果のこの措置↓。


ステンレス板をくりぬいて、というのはよく見ますが、石を削ってしまったというのは初めて。
しかもこの傾き加減。石屋さんの苦労がしのばれます。




さいごにお正月風(門松のよう・・・な・・・・・・・いえ、個人の感想です)の送水口で今回はおしまいです。
というわけで今年も宜しくお願いいたします。

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