この秋、11月下旬に開館することが決定しました。
この博物館、なんと、あの!!村上製作所様によって、
その自社ビル内(というか上)に建設されているのです。
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これまで、古き良き時代の送水口を建物の解体時に譲り受けてきました。
それは、村上さんの技術や人脈がなければできないことでした。
そして捨てられることなくこの世に遺ることができた送水口達。
それが、やっといろいろな方の目に触れることができるようになるのです。
それらが、幾多の時代の荒波をともに乗り越えた建物や、そこを使う人々から離されねばならなかったことは切ないことですが、新たに、送水口の、いえ消防の使命を時代の生き証人として伝える新たな生命を宿すことになった、と考えていきたいです。
現時点では、館内の塗装が終わったところ。
あと一ヶ月余りで展示関係を完成させていきます。
今回は、ここに展示される「実物」をご紹介いたします。
まずは、初めて村上さんとともに救出した新橋旧電池ビルの片仮名送水口。
この送水口の救出記はこちらです。
次は、同じ形ですが、日々磨かれ続けてきた第一光和ビルの送水口。
在りし日の姿はこちら。 ・・よくぞ美しく外してくださった、と目頭が熱くなります。
そしてついにオールドプレート。
川崎にて。
こちらは在りし日の姿。几帳面なアルファベット。
村上様のロゴマークもしっかり入っています。残念ながら、蓋は純正ではないようでした。
そして、建設工業社様の採水口と送水口。
これが今八重洲の地にないとは、まだ受け入れられないままではありますが・・・。
在りし日の姿。
何度ここに通ったか。
あまりに美しくて、誰かにいたずらされないか、持っていかれないか。
行くたびに心配になったものでした。
この3点セットが博物館で見られます。
これらの撤去の時の様子はこちらです。
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これらの他にも、送水口に詳しくなれる資料や送水口グッズなどが置かれる予定です。
そして送水口博物館には、実は他の博物館にはない秘密が・・・!!
それは来月の開館に際しての記事でまたお知らせ致します。
乞うご期待!なのです。
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