20131210

昔の写真復活編その2 ~年末三連休は名古屋へ行くことになりました記念~

デジカメを手に入れた20世紀末から2004年くらいにかけて、
私はひたすら送水口の写真を撮っていたのでした。
それが仕事やら家族のことやらで身動きが取れなくなって中断。
ここ数年やっと人間らしい生活に戻り、送水口観察も再開しました。
しかしかつての写真はいろいろあってほとんど残っていません。
かろうじて残っていたものを家族に復活してもらったデータがあるばかり。

残っていた写真は画質も悪く、場所などの記録もなくなってしまったのですが、
少し昔の写真として送水口的に見るべきところもありそうな気配です。

ですから、時折こうやって昔の写真を紹介していこうと思います。
見にくいところも多々あると思いますが、気が向いたときにお付き合いいただければ幸いです。






さてさて。

年末三連休。
初日に或るイベントに参加した後、名古屋へ行くことになりました。
名古屋市立美術館でハイレッドセンターの展示があるのです!

http://www.art-museum.city.nagoya.jp/tenrankai/2013/hrc/

深夜に大垣行きの東海道線に飛び乗り、名古屋に向かったのは1995年でしたでしょうか。
早朝の名古屋を歩きまわったあと、市立美術館へ行きました。
そして赤瀬川原平さんの展覧会を観たのでした。

ハイレッドセンターの展示は来年東京に巡回するそうですが、これはやはり名古屋で見ないと、ということで行くことにしました。わーい。


名古屋といえば送水口的には
「現在、青アクリルが多い」
との情報を得ております。

しかし、私が写真を撮ってまわったときにはそういうイメージはなかったわけで、やっぱりこれも時代の流れというべきなのでしょう。

今回ご紹介するのは2000年か2001年のものです。
年末に行ったときにどうなっているのか楽しみです。

では行きます。

先ずは2000年か2001年当時の名古屋駅の風景。



右下にアクリルらしき送水口が見えます。


いきなり不透明オレンジアクリル。


他にもアクリルがいっぱいです。

こちらは不透明赤アクリル。

透明オレンジアクリル。
非常電話などの窓も透明アクリルです。こちらも十字に溝が入っているタイプのようです。
このころからあったのですね。


 透明黄色アクリル。
今見てもかっこいい。
上三つがスプリンクラー用。
左下が泡消火用。
残りが連結送水管用ですね。
位置データ紛失していますがデパートの送水口だと思われます。
金色の枠付きプレートが豪華です。


ありました。透明青アクリル。
左上の空間もいいです。


アクリル色切り替え中その1。


その2。
こちらはなんだかいろいろ貼ってあります。
よく見れば文字が独特です。そして何より奇異なのは、二つの接続口の位置が上下にずれているという・・・・。非常に人を不安にさせる送水口です。


駅前・・・ホテルの送水口ですが、なんだかぱりぱりしています。。



び、ビニール・・・?


駅用送水口も黄色アクリル。
放水口位置案内図が付けられている送水口が多いです。丁寧。


こんなにカラフルなものも。





オールドプレートも撮っていました。
ナイス昔の私。


このデザインはほかに見ません。
三機工業様の製品でした。まだあるのでしょうか。


こちらは区域図まで銅板です。
製作所様はわかりません。




そういえば当時驚愕したのがこれ。箱入り送水口です。
いまでこそ珍しくはないですが。
とはいえ真鍮箱というのは今でもないかもしれません。



こちらはサイアミースと書いてあります。
「送水口」と「引」の赤い文字は今風ではありますが、この箱の佇まいを考えるとオールドプレート・・・ではないですが、オールドボックスと呼んでもよいのかと。


正面から恐れず撮る私。(わかい)


別の場所で見た箱入り採水口。
私が開けたわけではありませんので念のため。
本当です。
しかしよく見ると、鎖を繋ぐ金具もあります。
もしかしたら箱は後付け・・・?


もちろん自立型もありました。
採水口は爪も大きく頭頂部に開閉弁がついているタイプで派手派手です。
ちょうどこちらを覗いているような感じがしていますが、表示がこちらについているので隠れようもありません。
また、「双口送水口」と敢えて書いてあるのが謎でもあります。



というわけでこれらの写真から10年以上たった現在。
私がやっていることは全く変わっていませんが、街は変わっているはず。
現在の名古屋の送水口を求めて、行ってまいります!!

2 件のコメント:

  1. オールドプレートカッコイイです。
    本当の意味での華やかな時代だったんでしょうね。
    趣があるというのでしょうか、似合う言葉を思い付きませんが、
    プレス等でなく、鋳造したプレート....ずっと眺めていたいです。
    設備にも気配りした建築。重みがあるというのか、もうステイタスです。

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  2. おはようございます。「腐蝕金属愛好会」の時代、よっち~さんたちと知り合ってBBS(!)とかでおしゃべりしていた頃の写真です(*^_^*) あのころこんな世界だったのか、と。ふりかえって改めて「そりゃ送水口好きにもなる」と納得した次第です。しかし時代はステンレス→プラスチック(よっち~さんの発見なさったあの接続口の蓋のことです)へ・・・・。これから先どうなっていくのでしょう。

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