20251003

【浅草天蓋送水口三種盛り】~九劇「私はスター」に鈴木歩己さんを観にいく~

 浅草九劇。
浅草ひさご通りにある小劇場です。
今回は、ここで行われている舞台を観に参りました。
その名も、

「私はスター」!!!!
です。
わたくし、鈴木歩己さんという俳優さんの追っかけをしておりまして…

ここ10年ほど、公演があれば観にいっております。
時代劇も、現代劇も、朗読劇もありました。
元宝塚ジェンヌの彼氏という役も、マントを翻す裁判長役も、
びしっと決まって全く嘘に見えないダンディな鈴木さん。

実は、「鉄蓋・送水口各クラスタ、墓マイラー。手ぬぐい、ビニール袋コレクター。伊豆大島在住。(エックスプロフィールより)」という一見謎の人物でもあります。

観劇終了。

いやぁ、舞台って本当にいいものですね…

書きたいことはたくさんありますが、
まだ公演中なので書けません!
ただひたすらに圧倒され、
ギャップ萌えの沼に片足を取られ、
元気をもらいました。
そして、主役の彩音星凪さんの美しさかっこよさよ…

こんなに素敵な時間と空間をありがとうございました!!
千秋楽にも行きます!



さてさて
そんな浅草九劇の送水口はこちら。


いや、斜めだし、ぶれてますね…
明後日は日中なのでもう少しちゃんと撮れる…と思います。たぶん…

帰り道、
せっかく浅草に来たのでアーケード送水口を辿りながら帰りました。
いつものように全送水口制覇を目指したわけではありませんが、
浅草の夜の雰囲気とともにお楽しみください。

先ずは、九劇のある浅草ひさご通り商店街。


お迎え送水口はこちらです。

かなり太めの角柱埋込縦双口です。
副業しております。がんばれ。

少し歩くともう一つ。

送水口プレートがアーケード仕様ではなく、
普通のビルについているようなアクリルなのが可愛いです。


横に取り付けられている消火器箱の文字がよい…

ドレン弁は見つかりませんでした。

少し歩いて、新仲見世通りに途中の路地から突入します。

カバーなしで細く見える配管から、無骨な接続口台座…
このアンバランス加減が可愛いです。
ここでもギャップ萌えです。

送水管は柱の内部には納められず、
補強のためか柱に金属板で繋がれて固定されていました。

天蓋入口の形がかっこいい!

ピンク色の看板のパートを抜けて…

オレンジ色の看板パートに入ります。

こちらも同じ系統の送水口です。
メーカーは立売堀様のようです。

ゆるキャラがついていました。かわいい…いえ、表情かっこいい。

路地と交差する場所にまたひとつ。


いいですね、この接合部が味わい深いです。
アーケード送水口ならでは。

接続口周りと送水管との連結部、ドレン弁部と送水管の連結部、いずれもかわいい。


新仲見世通りの店舗看板

緑色の看板パートへ。

そして茶色パート。

こんなに長いのに送水口に統一感があってすごいです。

違う商店街が伸びていますが、直進します。
この風景が好きなんです。

おっと、このあたりは送水口もアメ横風

新仲見世おしまいです。ありがとうございました。

…から少し歩くとまた商店街看板。
観音通り。先ほどクロスしたルートですね。

おお、お迎え送水口の施工が豪華!

…というところで今回はおしまいです。
「商店街全部歩く」はできなかったので、後日再挑戦します。

最後に、浅草駅のマーキュリー像を確認して帰ります。

ここまでご覧頂きありがとうございました。











20251001

【途中下車の旅 会津若松】~拾って持ち帰りたかった送水口と採水口~

 

先日、喜多方に行ってきました。
その途中で会津若松に立ち寄ったのですが、会津若松は福島県。
福島と言えば、媒介付き送水口!
建物の規模に応じてホース径をサイズダウンするために媒介器具が付けられている送水口。
他の都市でも見られますが、福島は特に多い。
媒介付き送水口は、媒介用、蓋用両方に鎖が付いているため、
じゃらじゃら感がすごい。
また、媒介の分長くなるわけで、スマート化を突き進む風潮の中、
福島は送水口の存在感がめちゃくちゃ大きいのです。
福島県庁送水口も福島市役所送水口も、媒介付き送水口があるくらいです。

というわけで先ずは媒介付き送水口達を堪能します。

立売堀様の最新型も媒介付き。
兵装ごてごての戦闘機のようです。かっこいい。



送水口専用穴から飛び出し自立型
鎖はじゃらじゃら過ぎて本体に巻かれております



生涯学習総合センター(会津稽古堂)の送水口もじゃらじゃら



NTT送水口も。



ISマーク付きでした。彫刻I.S大好きです。




アーケード送水口だって、媒介付きです。






これも立売堀製作所様製品です。
媒介には、JFEと書いてあります。一般社団法人日本消防放水器具工業会のことです。


ホース径である50が読み取れます。


申し遅れましたが、こちらは神明通り商店街。片屋根式です。
屋根も送水口も、放水口もぴかぴかの新品ですべてがスタイリッシュ。
全天蓋は今後造られることは無いようですが、
このような雨雪除けの片屋根式はどうなのでしょう。



いつも、放水口は見えるかな…と探すのですが、
ここではそんな努力は要りません。
寧ろ、見て見て!という感じで主張してきます。


見やすい!


嬉しい!



片屋根式の場合、送水口は道路側に付いていることもありますが、
雪対策でしょうか、建物側に設置されていました。
そのため、放水口もビルに近い場所から立ち上がっています。

…と上を見ていたその時。


足元に違和感…








ええと…


送水口と採水口が落ちてますけど…


しかもちょっと埋まってますけど…


消火栓機工様の採水口と…


送水口です…


かわいそう…


アーケード内にある送水口は、
アーケードが付く前からあったものと、
アーケード設置後、店舗がなくなり新たにマンションなどが建設されてそこに付けられたもの、
事情は違えど、隣接する建物それ自体に送水口設置の義務がある高い建物です。
ですから、この送水口と採水口も現役である…と思います。
背面に伸びていた管は送水管のようでした。


とは言え落ちている風情でありましたので、
なんなら拾ってこの手で育ててあげたかったのですが
そういうものでもないので、諦めました。(それはそう)

短時間しかいられなかった会津若松ですが、
古きよき麗しい建物を愛でたり、
市役所にも訪れたり(送水口はありませんでしたが)、
楽しい時間を過ごすことができました。

きっともっといろいろな送水口があると思うので、
再訪したい場所の一つになりました。

ここまでお読みくださってありがとうございました。
(送水口は拾ってきておりません。)