春日出商店街。
あれ?わたし今大阪にいるよね…と思ったその名称。
大阪市ホームページによれば、以下の通りです。
「春日出は1702年、雑賀屋七兵衛が開拓した新田といわれる。地名の由来は奈良の春日大社を尊崇する雑賀屋七兵衛が開拓当時1頭の雄鹿が躍り出て、人夫がこれを撲殺したのを春日大神のお使いである鹿が出たものと非常に驚き、丁寧に葬りその場所に春日明神を建てた故事によるといわれている。春日大社の「春日」とそのお使いである鹿が「出」た、ということに由来される。」
なるほどなるほど…それにしても、鹿ではなく、あえて「出」を付けたところが何となく粋ではありませんか。
実は、森巣筋商店街のあとに訪れたかったのですが、時間がなくて泣く泣く諦めておりました。ということで今回リベンジです!やった!
千鳥橋駅を出て、四貫島商店街(まだアップしていませんが)に「また来ます!」と心で呼びかけつつ今回は通過。北港通を南西へ進みます。
自分のことは自分でする北浦様。
惹かれますが、今はがまん
アクリル…何があったの…
送水口半専用壁(ちょっと飛び出ている)
蛇口つき
ヤシの木が並ぶ北港通り。
宮崎のメインロードを思い出したり…
このまま進むと、北港マリーナなどに行くからでしょうか。
此花警察署を過ぎると…
はい、着きました!春日出商店街です。
ふおお、いきなり放水口が見える!!うれしい!
二つもエルボついてる!
軒先が庁舎建築のように前面に飛び出ているデザイン。
かっこいい!!
少し下がって、正面顔を拝見いたします。
この瞬間が楽しいのですよね…
まあるい円の中には…やはりの鹿がいます!
しかもなぜか斜め顔!!
道路に面しているお店は既に閉店していたのですが、
店舗表示がなんと…
空白ではなくて鹿の顔が描かれていました。
店舗へも、鹿へも、愛を感じます。
かなり長い商店街ではありますが、
まっすぐなので反対側の出口も見えます。
光が優しい。
そろそろお迎え送水口を紹介いたしましょう。
この標識の下に…
はい、こんにちは!
実は一度会っているのですが、見るまですっかり忘れておりました。
ごめんなさい…
乾式シールとぐるぐる柱…また会えたね…
横道が広いアーケードの淡い明るさが大好き
出口まで送水口は無いのだっけ…
店舗表示、表(大通側)は水色、逆は黒い!
こういうことがあるのですね。後ろを向くと商店街の表情が変わるの、面白い。
横道の向こう側に公園。
よくある風景のような気がします。そして毎回郷愁を感じる。
商店街の中に在る文具店。開いていれば立ち寄ってしまう。くるりん看板が愛おしいです。
…とぼんやりしていたら
あったあったありました。
こちらにも。
赤アクリルの残骸が悲しいです。
透明でも不透明でも、あの美しさを
安心の印として愛でていける世の中であることを願うばかりです。
四つ目。このスマートな横顔よ。
商店街の移り変わりを、道行く人々を見つめてきたのですね
天蓋の光と影
支える天井部分にはライト…ドレンチャーヘッドは無いようでした。
5つ目です。表示灯は柱の飾りの上部にあります。
とまそん…
6つ目がお別れ送水口となりました。
あっ…最後はアクリルがついている!!嬉しい…
ああ、こんな表情なのですね。よいですね…
(無いのは無いで風情があるのですが、やっぱり維持されているのが嬉しい)
出口の屋根が広くて、ここからまた左右に商店街が伸びているのかと思いましたが
ここでおしまいでした。商店街の先が坂になっている風景、あまりないような気がします。
堪能…
振り返って一枚。こちらの鹿さんは斜めではありませんでした。
神々しい…
さらにアップ
かなり作りこまれていて、後ろの金属部分などとても豪華でした。
愛がある…
と、ここで終わるつもりでしたが、
何だろう…親柱が緑に包まれ…
正蓮寺川 左岸 恩貴島橋 でしょうか。
有事の際にはこの大きな門扉が閉ざされるようです。
それはそうと…
橋があるのに川が見えません。
不思議に思いますが、あまりに階段がかっこいいのでそちらに気を取られる。
贅沢な選択
ここ、降りたら昇るの大変そう…
いかにも堤防、な雰囲気なのですが
あっ、こんにちは
北浦様のようですが確かめておりません。
やっと正蓮寺川が見える場所に…
来ましたが川はありません。この広大な敷地は、川をふさいでできたもののようです。
水があるべきところにない。何とも不思議な光景です。
…これ、暗渠って呼んでよいのでしょうか?定義的には…
橋裏。
橋裏の構造物の巨大さが大好き
コンクリも好き
←ホドウを歩きます。
あっ、こんにちは
攻撃力がありそうな採水口
傾斜しているので、流れ落ちた金属成分により、
採水口と送水口が水の中を進んでいるような錯覚に襲われます。
などと言っていたら「森巣(巣は旧字)橋」へ。ん?森巣?
森巣と言えば、その名を関したアーケードに行きましたね…(まだアップしていませんが)
ああ、ここも川面ではありません。
不思議な光景です。美しい。
ということは、今日見た親柱達は暗橋の印ということになるのでしょうか。
それにしてもこの景色
あまりに広大で、私の知っている暗渠の風景とは結び付きません。
堤防を降りると…
また会いましたね!森巣橋筋アーケードです。
ということで、もう一度ここを歩いて帰ることにしましょう。
新幹線に乗る前に、いつものこちらへ
ここまでご覧いただき
ありがとうございました。
行ってみたかった場所です!レポート、わくわくしながら読みました!
返信削除髙山さんに見ていただけて嬉しいです。思わず出会った風景に、本当に感動しました。ありがとうございます!
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