20251013

【四谷は路上自立型博物館! 】姿を変えた新宿伊勢丹送水口とおもちゃ美術館もあるよ

昨日は、雨の中高校の友だちと美術館・博物館めぐりをしてきました。

乗り換えのために新宿三丁目で降りたので、伊勢丹の送水口にご挨拶をしておきましょう。
新宿伊勢丹と言えば、村上製作所製純正品の赤キャップで有名です。
ああ、うつくしい…

ほら、Mマーク

採水口(防火栓表記)もMマーク


…だったのですが、あれ?


あれれれ



入れ替わってる!?


ではなく


改修されている!????


近付いてみましょう。
おっと、動揺で写真が斜めに…

……よく見れば、変わっていたのは蓋だけでした。
めっちゃ驚いた

防火栓も無事でした。さわやかな色のタイヤパッキンが素敵です。


新しいキャップには、OSAKA  JAPAN IWA と書いてあるシールが貼ってありました。

ビニルテープで留めているのは、蓋を傷つけないようにするためでしょうか。



それはそれとして、あの純正品の村上赤キャップはいずこへ行ってしまったの…

ちなみに、他の場所は変わりありませんでした。
なお、駐車場側に額縁付きの豪華送水口もあるのですが、今回そちらは未確認。
後日改めて行くことにしましょう。

村上製手繋ぎ送水口も、いつもの通り。

ここも、【いつか磨かせてほしい送水口リスト】に入っております。

ではそろそろ四谷三丁目に向かいましょう。またね~

四谷三丁目駅に到着!
まずは腹ごしらえです。
先々週の喜多方の旅が忘れられず、坂内食堂へ。

幸せ‥‥しあわせです…
この透明なスープ…もちもちなねじねじ太麺…好き…

さて、お腹がいっぱいになったところで
待ち合わせ場所の消防博物館に入りましょう。
可愛過ぎる強者、ジェットファイターを撮ったり…

バルブを堪能したり…

バルブハンドルも堪能したり…

していたら友達が来ました。
いざいざおもちゃ美術館へ!

ここは、全国に12館ある「おもちゃ美術館」のひとつ。
旧四谷第四小学校の校舎を活用しているということが気になり、行ってまいりました。

館内には赤ちゃんや幼児さんを連れた家族連れでいっぱいですが、
「大人も楽しめる」と書いてあったのを信じて二人で遊びまくります。

木のぬくもりでいっぱいの館内。
私もこんな積み木でおうちをいっぱいにしたい…

館内の時計。
なんと!そろばんの珠でできています。

幼稚園時代からそろばんをしていたため、
脳内の数字がそろばんの珠で表示されてしまう私にとっては衝撃の品。
めっちゃしっくり来る…
販売はしておらず、特注品だそうです。

問題の校舎の様子ですが、遊びに熱中して撮り忘れました。いやはや

さてここからはお散歩開始です。
四ツ谷駅までの道を歩きます。

こんなにも送水口がある街なので全て知っているかとおもいきや、
なぜかいつも夜に来ていたのでよく見ていませんでした。
めちゃくちゃ面白い道ではないですか。


南北様の看板下送水口。
オフィスサンタさんも気になります。

上から下まで色の変化が美しい自立型

共成様の自立型。

雨に濡れるロゴも美しい…
差込プラグが濡れているのが心配ですが

コンセキ庭園送水口。
山田製作所様製でしょうか。きらきらです。

浅野金属様製の自立型もありました。
すでに路上自立型博物館の様相を呈しております。

個性的なデザイン、みんな大好き消火栓機工様製の自立型の足元では…

ロゴが歴史に埋もれようとしていました…(物理的に)

首だけ出しているのは立売堀製作所様製の自立型です。


KYマークは晃洋様

卵型にKY。

素人目にはよく分かりませんが、
この薄い蓋と頭のラインは共成様製品とよく似ている気がします。

立売堀様のS232
台座に乗っています。ここで差込型も登場です。


壁を隔ててビルを見張るふたり…

黒い壁の前には、先ほどと同じ立売堀様のS232

煉瓦風タイルの前には、北浦製作所様のKS11…のねじ式。

そして、かのGOOD DESIGN賞の丸岡製作所様製自立型。

立売堀製作所製自立型の旧タイプもありました。

吊られ北浦様

そして大御所岸本様。
貫禄が凄い。

送水口池




ここまで、だだだっとたくさんのメーカー様別の自立型送水口を紹介してきましたが、
その生態もいろいろです。


室外機用(たぶん)蓋装着送水口

蓋が盗まれてしまったのでしょうか。
そのままにせずに何とかなりそうなものを付けてあげるオーナー様の愛を感じます。

爪用の穴もあけてある…
愛が凄い(泣)


こちらは、謎の暗号受け渡し人送水口

もしかして、この中に鍵?だったらこうやってアップしたらいけないな…
…と思いましたが何も入ってはいませんでした。(のぞいてごめんなさい)
もはや暗号です。きっと、そのうち誰かがこれを確認しに来るのでしょう。

…何でしょう、光り輝いている送水口がありますが…

教祖様送水口…導かれそうになってしまいます。(どこにかな)

恐らく…立売堀様の自立型でしょうが、白銀色に塗られていました。
名前のところ以外…愛なのか諦めなのか。




ここからは、埋設仲間たちを紹介していきましょう。
かなり長くなったのですが、このまま行きます。

共成様シール付き



壁なし壁埋設。支度中です。

村上製作所製の送水口と採水口。
こういうプレートに「消防水利」と書いてあるものは
あまり見ないような気がします。

曲面壁に埋設岸本様

サトちゃんサトコちゃんケース下に埋設岸本様

視界が歪んでくる壁に埋設岸本様


定礎と一緒埋設横井様



蟻ん子と一緒壁に埋設消火栓機工様

ちょっとやさぐれ中
いや、涙に濡れているのでしょうか

なんと石灯籠が…
消火栓機工様から生えているとか(違)

デリバリー集荷ドライバー各位へ連絡中晃洋様


牛にひかれて送水口参り

送水管露出型壁埋設 定礎を添えて

おおお、ぴっかぴか!

ステンレスに銅鋳物のホース接続口。
あまり多くない、しかし非常に美しい製品です。
ステンレスに映る黄金色がたまりません。
ここまで綺麗でいるということは、
ほとんど毎日磨かれているということです。

送水口専用壁…
なんと、両面に送水口。ちょうどここでビルが分かれているようです。

こちらは南北様で…


もう一つも南北様でした。
両方とも全て純正品で構成されている嬉しい送水口でした。


ここからは露出Y型です。
本気の一本を支える岸本様。


送水口のために壁を削る。
何と潔い…

…のではなく、
夜中にでも送水口から何かが発射されたのかもしれませんね。
(送水口からは水もミサイルも出ません)

どーーん

エックス!

…についていた鍵。
自転車のものでしょうか。持ち主さまのところへ帰れますように。

こちら、一見なんの変哲もない露出Y…

ではなく、連結送水管が20センチほど露出していて、
「異世界に出てきてしまってちょっと呆然としちゃった」
…みたいになっている送水口でした。

こちらから見て送水口の右側に、なんと!
消火栓機工様のロゴパーツが!!!

施工の時に、いろいろと苦労したことが察せられます…
その中でこれを残してくださった方に感謝します。

そろそろ四谷の駅が近付いてきました。
南北様の逆涙型採水口にご挨拶です。

よい色艶です。
黒い鎖を肩にかけているのがかっこいい。

後世に残すべきデザインだと思うのです。

ちょっと辛そうな縦付け南北様、


少し壁から浮いている設置、
何のためかは分かりませんが稀に見かけます。
重厚感が出て好きです。


四谷三丁目駅から四ツ谷駅。
こんなに長く大興奮の道行をともに歩いてくれた友達には感謝しかありません。
楽しかった…!


このあと東京駅まで行き、インターメディアテクを堪能し、
いざいざキッサカバへ。

こんなに写真を撮る一日になるとは思ってもみませんでした。
いつか送水口ウォークできるな、四谷…

ということで今回はここでおしまいです。
長くなりましたらお付き合いありがとうございました!



 

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