今年のふりかえりをしていて、
そうだそう言えば九州編が小倉で終わっていた、と
博多駅周辺がまだだった、と
(今回天神は無しです)
気付いたのであわててアップする次第です。
さて、博多にも全面ステンレス、平面化、一体化の波が押し寄せてきていました。
こんな感じ。
こんな感じ。
きっと、だんだんとアクリルも少なくなっていくのでしょう。
こちらは、右側だけアクリル。
上から見た時に、球に短めの接続口がきゅっとついているのが
「ザ・立売堀製作所さま送水口」です。
あっ・・・・。
となりにスプリンクラー送水口があったのですが、
何か悔しいことがあって後ろ向きに
というわけではないようでした。
こっそりお供え付き。金属蓋。
あれ?
いました。
泣かないで・・・。
プレートにメッキ。壁の色と合っています。
送水圧力を示すパネルはそこでよいのでしょうか。 金属蓋、ですね・・。
赤レンジャーと黄レンジャー。
よく見ると、鎖ではなく針金状のもので蓋が繋がれています。
これは、あとでも出てきますが、たゆんとした鎖のフォルムが好きな私としては少し物足りない。
こちらは・・・表示灯こそあれど、送水口全国均一化の波が来ているなあという物件。
外付けです。改修したのでしょう。配管に苦労のあとが見えます。
角が危険な感じ。よくゴムのカバーが付けられているのを見かけますが、
そういう処置がなされなくてもいいようなデザインにならないものでしょうか。
そういう意味では露出Yの飾り板のなんと素晴らしいことか。
でも、お金がかかるのでしょうね・・・。
外付け、ということは・・・
ありました、送水痕。
可愛い表示灯と並ぶのも、接続口が下向きの新鋭送水口です。
ここにも外付け。
そして送水痕。
何度も言うようですが、
こうして更新されているということは、それだけ火災を防ぐ体制が、法レベルで守られているということ。
そして、たくさんの方々が送水口に関わっているということです。
古き良きスタイルの送水口が消えていくのは惜しいけれど、私たちの命あってのものです。
送水口の不備や機能不全で消火活動に支障が出る、
もしそのようなことがあったら、私はきっと、悔しくて切なくて、たまらないでしょう。
それは、失われていくよりも、もっと悲しいことです。
だから、この推移もしっかり見守っていきます。
と、同時に
何らかの記録として遺せるものであれば、
少しでも多くの資料や情報、そして実物を遺していきたい。
それは、送水口に関わった方々の想いと仕事を伝えていくことになるからだと信じています。
さて、戻ります。
と言いつつ
もうちょっと贅沢を言ってもよいのならば
その立ち位置を目立つところにしてほしいなあ、と。
自動販売機の横に、こっそり
庇状のところに、ひっそり。
消火栓機工さまの、逸品なのになあ・・。
立体的なロゴと特徴的な鎖の端。
飾り板の文字部の網々模様。
ところで、今回目についたのが、
蓋の金属化と
・・・・・・・・・・・・・・・・・なんと、塩ビ蓋。
異形です。
異形過ぎます。
そしてこれなのですよ、
ここにもあの針金が。
冷静に見守るつもりの私でも、
これだけはちょっと
・・・・・・いやだなあ。
もうこんな感じで針金もセットな雰囲気。
お供えがあるからといって惑わされないぞ。
額縁南北様にも容赦なし。
・・・と思いきや、小さめですが、喜平型の鎖を使っているところ、
もしかしたら南北様のファンなのか・・・
径がぴったりだから使っちゃった!というのはわかりますが、「排水用」とは切ない限り。
意味としては反対ですから・・・
気を取り直して、アクリル三昧。
採水口。
埋もれ系。
黄緑アクリル。なぜ鎖・・・?
近くにいるのに出会えない立売堀兄弟。
最後にアクリルオールド。
最初に言及した「上から見た感じ」からして、立売堀様製と思われます。
この飾り板の形も立売堀様らしさがあります。
美しいです。
この角度で撮るのが好きです。
文字部分は、「文字以外彫刻」のようです。
先日一宮で見た日本機械工業さまのSTANDPIPE型です。
続きます。
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