こんにちは。
オカチさん(Twitterアカウント @okacyuu )
の情報を元に、松戸へ行って参りました。
この場を借りて感謝申し上げます。
ワンダーランド松戸へ。
何がワンダーかというと
こちらです。
空中放水口です。
こんな感じに
柵の向こう側に設置されています。
高所恐怖症の人ならば
おしりがムズムズするような
そんな場所に放水口があるのです。
空中に、しかも放水口なのに送水口型。
これがワンダーでなくて何なのか。
さて、放水口ということは、送水口が接続されている筈です。
送水口はどこでしょうか。
その前に、これらのワンダー放水口が設置してある場所を確認しておきましょう。
こちらです。
グーグルマップ上でグレーに色づけられているところに、全部でこのような空中放水口が6基設置されています。
ここは何か?というと、
いわば、『連結された歩道橋』なのです。
ということで、話を戻します。そうです、送水口はどこ?です。
平行に走っている歩道橋上から対岸の放水口を見てみれば、
ありましたよ、その延長線上に送水口が!!
しかも単口の送水口…!!!
この風景、何となく何かを思い出します。
そう、
アーケード商店街用送水口です。
でも、ではどうして松戸にだけ
このようなワンダー放水口…というかワンダー連結送水設備があるのか。
この写真を見てください。
松戸では、低層建築とこの複合歩道橋が隣接しています。
ですから、この歩道橋がアーケード商店街の屋根のような役割を果たしていて、
歩道橋下の道路は雨を防げるのですが、
歩道橋に隣接している店舗には下からの放水が届きにくい状態になってしまっています。
では、ここからしばらくは、
空中連結送水設備の写真をお楽しみください。
ひやひや
高所で背中を向け合う放水口
ちらり
ひやり
見上げた先に送水…いや、放水口
接続口の周りがぷくりんとしていて可愛いのです。
蓋はアクリルと金属の二種類。
こんな端っこにも
ちゃんといました。
残されていた謎、「何故放水口なのに自立型送水口の形をしているのか」
ですが、
歩道橋を実際に歩いてみると、いつも送水口を見る位置にこの形があるのはとても自然なので、やはり歩く人の「送水口価値観」を壊さないようにするためと言えるのではないでしょうか。違うかな。
だとしたら、…ううん、「目立つように」…でしょうか。
こちらについては、スッキリした答えが見つからないままです。
とは言え、この風景、いや「奇景」を見られただけでも松戸へ行った甲斐があったというものですが、新しい街に来たら庁舎を訪問したり、街中の送水口を見たりと簡単には帰れません。
ということで次回へ続きます。
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