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20140102

お正月特別記事その1 ジョージくんが見た2001年アメリカの送水口

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。


新春特別企画と致しまして、2本ほど記事をアップ致します。
何が特別かというとつまり、
いずれも「頂いた写真である」ということです。

一つ目はだんなさんであるジョージくんの写真です。
2001年6月。ニューヨーク。

なんと外国まで行って送水口を撮ってくれていたという・・・ありがたや。
(というわけではなく出張のついで)


今から13年も前。およそ1ダース(?)。


ではどうぞ。


ちゃんと周りの風景から撮っているところが素晴らしい・・・。



座れそうです。
スプリンクラー用のようです。



・・・龍。
どうしてここまで配管をぐねぐねすることになってしまったのか非常に謎です。
強いて想像するならば、はじめに間違えてお店側にパイプを出してしまい、
使いやすい向きにするためのパーツがなかったので組み合わせてみたと。




こちらは一見日本の壁埋設と似ているようですが、表示が面白い。

上部には「COMBINATION STANDPIPE AND」
AND 何??と突っ込んでしまいそうです。

因みに下部の表示は・・・


スプリンクラーシステムズ、でしょうか。




こちらはかなり壮観。
左の銀色送水口は
「NON AUTOMATIC SPRINKLER SYSTEM IN BASEMENT  ONLY」
「地下専用の開放型スプリンクラー」ということでしょうか。

これらは座ることを拒否しているようです。








ウルトラマンカラーの送水口。

後ろは DEAN & DELUCA。
今でこそこのお店も日本中にありますが、21世紀になったばかりのこの時はそんなお店知る由もありませんでした。(私は・・・)



そして次の送水口。
さて、これはどこの送水口かというと・・・

なんとあのエンパイアステートビルディングのものだそうです!

エンパイアステートビルは1931年竣工とのこと。実はかなり古いビルです。
昭和6年。うむむ・・・いろいろ考えさせられるものがあります。

ちなみにクライスラービルから当時の高さ世界一を奪ったのがここ。
クライスラービルと言えば私が何日もかけてクリーチャー相手に闘った場所です。
あ、パラサイトイヴの話です。


それはともかく。
この送水口、現在も活躍中(?)とのことです。


同じエンパイアステートビルの違う側面の送水口。






さて、最後はこれです。
うちで勝手に「ラケット型」と呼んでいる物件です。


実は「CEC」ロゴでお馴染みの建設工業社さまの製品に、このラケット型があるのです。
私は実物は見たことがないのですが、神戸にあるということです。

この写真を見る限り、やはり日本の送水口は原型は輸入していたと考えるのが妥当でしょう。



さて、「人の写真で送る特別記事」その1はこれでおしまいです。
その2は何と!
あの林丈二さんから頂いた送水口写真その2、日本編です!!
乞うご期待!なのです。


20131111

これもまた西遊記。林丈二氏から頂いた送水口写真をご紹介いたします。

さて、去る11月2日土曜日。
「マンホールナイト」なるイベントが行われまして
そこで恐れ多くも異文化交流コーナーにて送水口のことを紹介させていただきました。

そうしたらですね

そのイベントにいらしていたあの!林丈二氏が
「送水口なら自分も撮っていたから」
と、写真をくださったのでした。
いやはや、マンホール蓋の方々が何を撮ってもすでに林氏が撮っているということで「まるで西遊記」と仰っていたのですが、送水口についても然りです。

その写真ですが、「いかようにも」使ってよいとのことだったので早速アップさせていただきます。

林丈二氏といえば路上観察学会の中でもその綿密な調査と分析、そしてこだわりで群を抜く方。
しかもその写真や絵の美しさといったら・・

こんなことを言うのはとてもおこがましいのですが、
記録としてしか送水口写真を撮っていなかったわたしが、
風景を入れたり、ちょっと斜めから撮ったりするようになったのは林氏の影響です。

前置きはこのくらいにして、さっそく林氏から頂いた写真を紹介いたします。

どれもニューヨークのものだそうです。1988年。



現在ストリートビューで見るアメリカの送水口はペンキで全体をがっつり塗られているものが多いのですがここにあるものはすべて金属感が美しいものばかりです。
林氏がそれを選んだのか、この時代がそうだったのかはわかりませんが、嬉しい限りです。




これはスプリンクラー用ですね。
日本のものにAUTOと書いているもの、SPKRと略して書いてある物はないので面白いです。
なによりオールドプレートではスプリンクラー用は・・・今のところないと思うのですがどうでしょう。






そういえば、外国の消防器具はStorzという接続口を使っていることが多い(日本は消防ネジまたは差込式(町野式))と伺ったことがあるのですが、これらの写真にあるものはなんとなくどれも消防ネジっぽいです。




あまりに可愛いので座ってしまいそうです。
星やらハートマークやら、この写真の赤いものはウサギ的な感じもあり見ていて飽きません。
向こう側を向いていてちょっとわかりにくいのですが、この写真の送水口のみ、金属の薄い蓋がついています。そして突起に針金状の金具で留めてあります。
日本にもアクリル蓋というものがあり、有事には割って使います。
こちらは金属板ですがこれも十字に溝が彫ってあり、割れやすくなっています。有事にぱきっと割って使うそうです。
日本では見られない蓋です。





最後の写真。
なんだか不穏な空気が漂っていますがこれはやっぱり「座るなっ」ということなのでしょうか。
つい座ってしまったが最後、かぷっと挟まれそうです。怖いです。
アメリカの送水口にもこんなふうに鎖が付いているんですね。


ちなみに林氏は「パンツタイプ」がお好きなのだそう。
一番上の写真かな?と思っています。
私は・・選ぶのが難しいですが絶対日本ではなさそうということで最後の写真でしょうか。

うまくコメントが付けられずわれながら歯がゆい思いですが、とにもかくにも皆様にご紹介しようと思ってアップさせていただきました。
まだ「膨大な資料の中からあと30枚ほどある」そうなので(林氏が膨大、というともう数億枚あるのではとか思ってしまいます)もうどきどきするばかりです。

本当にありがとうございました!