壁埋設型送水口に対し、このように地面から管が立ち上がっているタイプの送水口を自立型、ときにはスタンド型と呼んだりします。
自立型送水口はその名の通り「自立」している訳ですが、時折そう見えない事例に出会ったり致します。
こんな感じ。蒲田にて。
蓋を盗まれないようにするための鎖、基本的には本体(接続口のあるパーツ)下部などに鎖留が付いており、そこに繋がっているのですが・・・・
まるで吊られているようです。しかもちょっと傾いている。
共成産業様の子ですが
おおお、台座にまでロゴが!珍しい!
などと言っている場合ではなく
何というかもう自立せずに後ろの壁に身を任せているというような・・・
お店の前に繋がれて、飼い主を待っているわんちゃんのような健気な風情もあったりします。
鎖が壁に、という点で思い出すのはこちら。銀座編。
こちらは逆に堂々としていて、ホースを従え、パイロンに訓示を垂れている妄想をしてしまいます。
足元からドレンが見えているのも素晴らしい。(自立型のドレンはほぼ見えないので)
このアングルから見ると神々しささえも感じられます。尊い。
それにしても壁に繋がれている送水口には
「蓋盗るならビルごと動かしてみなさい」という挑戦が感じられ・・・
ないでしょうか。
いずれにせよ、自立型に表情というか人格を感じさせてしまうこの施工。
他で見つけたらどうか教えてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿