20220104

雪の中にたたずむ送水口たちに会ってきました  ~その2「再会」編~

さて、札幌二日目。
もこもこに着込んでいざ探索。

あっ、ほら、配管長い送水口が多いけれども、ここもやっぱり弁類見えないですよね。
かなり本体から遠いところ、地下とか建物内部などにあるのかもしれないです。
全体を乾式にするのは大変なので、外気に接するところだけ乾式にする作戦なのかと類推しております。どうかな。



そんなこと知らないよ~…と言われているような…
(顔に見えるアレです… #iseeface )

ホテルが多いエリア。正面玄関ではないのが残念ですが

全体的に赤い。雪国っぽい色あいです。
新潟長岡を思い出します。

立売堀製作所様のマークを発見。


麗しいタイルの壁には…


CEC様か南北様のものを立売堀様が改修、と言う感じでしょうか。

ちょっと傾いちゃった…

雪をふみふみ歩いていたら、恐ろしく美しい建物が…


家族のおめあての「豊平館」。
国指定重要文化財とのことですが、
いやはやこんなにも美しい建物を見たことがない、と言ってしまえるほどに
幻想的で透明感のある外観でした。
雪の中というのもその麗しさを際立たせる要因だったかと思います。
ずっと何かに似ている…と思っていたのですが
…ウエッジウッド…!!!

次回は中に入ってみたいです。




その近く。
送水口への道ができている。ファンがいるのかな。



おっとここにしめしめ送水口。
(※ぽんたさん命名、メーカー名を見て判別可能な状態になっている送水口。命名由来はおもわず「しめしめ…('ω')」と呟いてしまうことから。)



のぞいてみましょう。


はい、横井製作所様の製品でした。
北浦様と間違いがちですが、横井様の接続口は10度ほど下を向いているのです。
「たたかないで下さい」と書いてありますね。たたきませんよう。

おっとあの銀色に輝いているのは南北様ですね。
なぜに銀色…いやしかし豪華。

純正品の蓋に亀裂。寒さに負けてしまったのでしょうか。
破片を探しましたがさすがに見つかりませんでした。


札幌の町では南北様の製品が多く見られます。
こちらは(私の周辺では)超有名な南北様送水口。
Twitterでもよく(複数回)投稿されています。

磨かれ過ぎて文字もつやんつやんに。
ありがたいことです。
「リフレクション送水口」と言えるでしょう。



路地から顔をのぞかせているのは飾り板無しの横井様。
手前には送水痕が見られます。これが飾り板の役割を担っているようです。
偉いけど切ない。

背景に同化。







…そして。
いよいよ大五ビルへ。
前回の札幌探索では見られなかった送水口が見られるのです。
しかもオールド。




どういうことかと言いますと、


5年近く前の、これが、


この送水口が、


じゃーん!!!!!!!!
こうです!

うわーい、ビルの所有者の方、ありがとうございます!!!

首だけ出していた送水口ですが、今ではこうですよ。
ほら…、空が広いね。よかったね。



先ほどオールドと言いましたが、飾り板こそCECのものですが、本体のみ立売堀製作所様のものに取り換えられています。名古屋の松坂屋送水口と同じ感じですね。



ちなみに、わかめさんから「あの送水口が!こんなことになっています!」とご報告いただいたときにはもっとぴかぴかでした。(写真提供:わかめさん)


そして大五ビルといえばもう一つ!
大本命!



おおお、こちらも綺麗になっている!
因みに前回はこちら↓


これはこれで大人の貫禄で渋くて好きなのですが、
やはり手入れされているということが一番です!
嬉しい!

堪能堪能…





おっと、雪が激しく(当社比)なってまいりました。


可愛い文字の村上さんの文字が更に可愛らしく…



街歩きの最後はこちら。
漢字表記ながら日本逸品送水口百選の中でも異彩を放つこちらの送水口たちです。


そう、NTTラケット型送水口です。
なんとなくタロとジロを思い浮かべてしまうのは私だけではないでしょう。(安直)

ここで雪の中の送水口の動画を撮ろうと粘り続け、足先まで冷え切ってしまいました。


寒い寒いと言ってばかりいましたが、我々が行った二日間はその近辺では嘘のような好天で暖かかった(!)方だったようです。わかめさんのおかげとしか言えません。ありがとうございます!



そして空港へ。
海鮮丼はホテルの朝食で、ラーメンは前夜に食べたので、昼食はジンギスカンをば。
飛行機が見える場所があったので、しっかり陣取って食事します。
ビールも忘れません…

お腹がいっぱいになったので新千歳空港にある温泉へ。
これも、「前略 雲の上より」を読んでから行こうと決めていたところ。

温泉を出たら牛乳ですよ。
至福至福

一泊二日の短い旅でしたが、幸せ満喫でした。
さよなら札幌、また来ます!

 





 

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