20190812

にょろにょろ送水口倶楽部へようこそ

この題名どうかと思いつつ、続けております。


さて、今度はにょろにょろ送水口。
昨年(第五回、2018)の送水口ナイトできむちさんが可愛らしいイラストとともに発表してくださったのはとても印象的でした。

私もにょろにょろ物件、見かけたら撮影するようにしています。
きむちさんのように素敵なイラストを添えることはできませんが、見つけたものをいくつか紹介してみようと思います。
ちなみに、にょろにょろ物件の定義はわりとぼんやりしています。送水口の配管が見えていたらにょろにょろ、と言ってしまっている気がします。中には直線的で、にょろにょろ、というよりは「にゅーん」或いは「ぐいーん」という感じのものもあります。

真面目なことを言うと、にょろにょろ発生は送水口の改修による「外付け送水口」の設置による配管工事のためがほとんどです。本来、壁の内部を這わせるものを外側から入れるわけですから、大変なご苦労の賜物であると思います。

配管工事の方々の工夫と苦労を忘れずににょろにょろ鑑賞していきたいものです。




にょろ部が傷まないようにカバーされています。


いくつものカーブを経て消防士さんが使いやすいようにしています。
水抜きの管はそこでいいのかな、とか
飾り板いるかな、などモヤモヤポイントもありますが
この大胆な配管には脱帽です。

下段に実はひっそり送水痕があるのも見所です。



こちらは逆に飾り板をえいやっと取り払ってみた物件。
いっそ縦双口にすればとも思うのですが、
先人(前の送水口)の姿かたちにひきずられることが多いような気がしています。
もしかしたら前任者は壁埋設だったのかもしれません。



双子のようで、実は左側はにょろにょろ送水口。
実にさりげない佇まい。



次の写真。墜落型、と私は思ってしまうのですが…
送水口探索を始めた頃にこういう物件に出会っていたら
もっと自然に見えていたのかもしれません。
(その頃はこういう設置はまだありませんでした。)
現代っ子たちの目には、こういう送水口は当たり前なのでしょう。
ちょっと不思議です。


お気に入りの一品。
飾り板をつけたことも、
そもそもここに露出Yをつけたことも、
いろいろ想像して楽しめます。
左下の水抜も力技感があって好きです。



水抜は、ここになりますよね…
最下部でないとあまり役に立たないのでは?
と思うのですが致し方ないのでしょう。
これを見ると、もうすぐ送水口は接続口だけになってしまうのではないかと
ちょっと不安になってしまう私です。


そんな不安を吹き飛ばすような壁埋設。
壁埋設型というより、追加壁埋設型。


雨樋やガス管たちと関わり合いせめぎ合い
…いったいどれが消火用配管なのかしっかり辿らないと分かりません。
割と有名な物件かと思います。好き。




にょろ部が豪華に隠されている!と思ったら勘違い。
こんなふうに入口が開けられているのに、


実は壁の裏側でにょろっとしていたのでした。
これは凄い工事…このせまさで…大変だったことでしょう。



おまけに超豪華なにょろにょろ送水口。
にょろ×8
(これは後付ではなく、駐車場からの通路を横切るためにこのような配置にしたようです。)


おまけにょろ
これはもっと育ったら立派なにょろにょろに…
…なるということはないですね。
とても不思議な広島の地面採水口(?)で終わりにいたします。




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