鶴見駅近くにあるアーケード商店街「レアールつくの」。
地元の人々にとってなくてはならない商店街ですが、
少しずつ店舗がマンションに建て替わっているようです。
初めて働いた職場の先輩がかつてこのすぐそばに住んでいて、何回か遊びに行きました。
その時にはこのアーケードの下をくぐることはありませんでしたが、何となく心惹かれていたのを覚えています。
そんな、少し郷愁を覚える商店街です。
大通りに面して、入り口があります。赤い放水口がよく見えます。
手前には空き地があり、手前の柱が天蓋を支えているのがよく分かります。
ここには最近まで交番があったのですが、無くなっても大丈夫なのかな。
それはそうと、なぜかこの暑い中、クリスマス仕様になっている…
…のは置いておいて、中に入ってみましょう。
お迎え送水口は入口向かって右の柱にあります。
交番があった時代にしか写真を撮っていなかったので、その時のもので失礼します。
白い角柱の中に埋め込まれている双口送水口です。
ところが、進んでいくと…
赤い柱に露出Y!
こちらにも
まさかクリスマス仕様…?(違)
そういえば君たち、商店街に背を向けて設置されているのですね。
路地から入ってきた消防車を迎えるという意味では
なるほどという設置方法ではないでしょうか。
アップで撮影してみましょう。
光に照らされる部分がまさにY。
接続口間120度、メーカーは分かりません。
黄色いコーンと一緒
段ボールと一緒
閉店セールの旗がその後ろに翻っています。
こちらの鎖留は何とビニル管。
…なの?それともひっかかっているだけなの?
連結送水管からの直角設置がアーケード送水口らしさを醸し出しています。
建物に付ける露出露出Y(配管が露出している露出Y型)であれば、
90度に曲げる部分にはエルボというのでしょうか、
もう一つ部品を加えてカーブさせているような気がします。(両方好き)
さて、アーケードで露出Y型を堪能できるレアールつくのですが、
一方でアーケード仕様ではない、普通の送水口も目に付きます。
これとか
これとか
これはアーケード商店街を構成していた店舗が解体され、マンションになり、
そのための送水口が新たに設置されたということを示しています。
それはつまり
商店街が商店街ではなくなった部分ということです。
近年、このようなことは各地で起きています。
天蓋自体今後は新設されることはない時代に仕方ありません。
今回レアールつくのは夜間に撮影しましたが、
日中は人通りも多い場所です。
人口の過密な鶴見駅そばにあって、住居と商店がともに発展していく場所であり続けてほしいと思うばかりです。
アーケードも反対側の出口に近づきました。
アーケード看板を支えるこちら側のお迎え送水口は商店街を向いています。
配管は赤くなく、柱に封入されているタイプの縦双口です。
逆サイドの看板。
故あって昼間は撮影が難しいレアールつくのですが、
記事のはじめに書いたように個人的にとても思い入れがある場所です。
末永く残ってくれるといいなあ。
最後までお読みくださってありがとうございました。
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