成田山に行って参りました。
お正月の込み具合は毎年テレビで放映している所で、それはもちろんその時期に行くことに価値があるからなのですが、そうするといろいろなものの撮影ができないので、一年の感謝とかまあいろいろ理屈を付けて年末に訪れた次第です。
新しいまちに降り立って先ずすることは役場訪問です。
今回は成田市役所。
銘板撮影
寺院を模した建物です。さすが成田。
役所に行くたびになぜか撮影していたので気付いたらコレクションがたまっていた市民憲章碑。
玄関のうなりくんにご挨拶
うなりくん、語尾が強引…
市役所の前面には送水口がなかったのですが、消防署側にありました。これでまかなっているのではないかと思いますがどうでしょうか。
お昼ご飯は鰻…ではなく羊を食べ、いざ成田山へ。
駐車場付近に地上式消火栓。
この形はあまり見ないのですが…頭が立売堀様かな?
裏側へまわると…
ええええ、まさかの南北様!
地上式消火栓も造っていたとは!!!
いやそれにしても何というシュールな背面でしょうか。
うわあ…いやこれでもう今日来た価値あります。もう帰ってもいい。
今回は広い敷地をかなり歩き倒したつもりですが、お会いできた南北様はこれ1基でした。
Xに投稿したところ、ありがたくも、「私も撮影しました」というコメントを頂きました。(嬉しい!)見れば、単口の南北様です。これ以外にもあったということですね。再訪時に探さねばなりません。
岸本様には4基お会いできました。南無南無
1基目 駐車場付近
2基目、出世トンネルを抜けたところにある広場にて
3基目。貝原塚易断所のそばにて
4基目。東翼殿のそばにて
横井製作所様(現 初田製作所様)は3基
1基目。大講堂第二本堂横にて
2基目。光明堂そば
足元のプレート
さてさて、書道美術館あたりでうろうろしていたら、送水口博物館館長の村上善一さんより情報が…
なんと!!
平和大塔を守るべく二基の村上砲弾型消火栓があるとか!!!…行かねばなりません。
息を切らしながら歩きます。いえ別に走っているとか急いでいるとかではないのですが、単純に遠いのと標高があるので…おっと、少し見えてきました。
むうう、最後の傾斜がきつい…
到着!
わああ、村上砲弾消火栓だ~~~
ホース格納箱の文字も相変わらずキレッキレです。
文字…♡
ロゴ…♡
上から。蓋は某を差し込んで回してとるのでしょうか。この穴から向こう側を撮影しようとかなり頑張ったのですが、通る人通る人が心配そうに見ていくので諦めました。
景色の方にピントを合わせたかったんですよ…
消火栓越しの平和大塔…うっとり
大塔の逆サイドに二基目がありました。
あら、足元に銘板があったのですね。
ごしごし…
81は1981のことかな?と思ったのですが、平和大塔建立が1984なので、合っているような合っていないような…
もちろんMのマークもありました。
さて、この二基が守る平和大塔。
送水口もありました。もちろん村上製作所製品です。
村上様製差込式。金属蓋ががっちり抑えています。美しい。
大塔の中を見学して不動明王像さまたちに手を合わせます。
立ち去る前に送水口と2基の消火栓が全て入るようにパノラマ写真を撮影しました。
平和大塔のふもとはなぜかヨーロッパ風の庭園になっていました。
あれ…まさかこの獅子の口がさきほどの送水口と連結送水管で繋がっている…?
村上送水口に水を入れたらここから出てくるの…?
ということは絶対になく(それはそう)大塔に別れを告げて山を下りるのでした。
山を下り、大本堂へ行くのを忘れてはいけないと急いでいたその時…
西翼殿のところで何かが目に入りました。
あっ
ああっ
あーっ!!!あんなところに!送水口!
パイロンたちががんばっているので入れません。
これが限界。……岸本様のようです。
違う方向から撮影してみることに。
接続口間がゆったりとした感じ。まず岸本様で間違いないでしょう。
西翼殿にあるなら、東翼殿にも?とうろうろ…しましたが、見つけられませんでした。
しかし、大本堂のエレベーター脇に横井様が!
最後にきちんとお参りをして、終了です。
広大なお寺様と言えば、鶴見に総持寺というところがあります。
そこも、都市部でありながら地上式消火栓が多数あり、しかもいろいろなメーカーのロゴが見られます。送水口がたくさんあるわけではないのですが、見知っているロゴを見つけるのはとても楽しいです。
さて。
大倉山記念館での『消火栓と送水口』展Ⅱに始まった2025年。
送水口博物館の村上善一館長さまによる「まちかど送水口図鑑」発刊と発刊記念パーティ。
岡山での「送水口ナイト」実施。(10回目!)
今年も、すてきなことが本当にいっぱいありました。
来年もよい一年になるといいな。
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ここからは成田街歩き、おまけです。
玄関に鯱?がある成田信徒会館。かっこいい。
突然の煉瓦トンネル。しかも2基。
この道はかつて成宗電気軌道という鉄道が走っていたそうで、尾根道のようになっていました。廃線と言えばこのサイト。歩鉄さんによる【歩鉄の達人】にももちろん紹介されていました。
さて、その道を歩いていたら、下の方に何やら屋根のようなものが見えます。せっかくなので降りて行きましょう。
私は鉄道に詳しくないので、この機関車がどれくらい貴重なのかなどはわかりませんが、屋根もあり、とても綺麗に保存されていました。なんだかとても嬉しいです。
近くにはミニSL用の線路もあり、それが走る時には機関車の内部も見学できるそうです。
尾根道からは他のものも見えました。
ふと立ち止まり、「遠くに商店街の屋根のようなものが見えない?」と、つぶやく家族。
たしかに…何かあります。お祭りのように旗もかかっています。アーケード送水口巡りをしている者としては行かないわけにはいきません。いそがしいいそがしい
近くまで行ってみると、…ん?浪漫ヴィレッジ…?
近付いてみると、たくさんのお洒落なお店が集まっている場所でした。まだ造成中のところもあり、【昭和レトロ】な感じで売り出していくのかもしれません。
完成したら訪れてみましょう。できればそのときにはフェイクでも送水口を付けてくれるとうれしいのですが…
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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