これまでの送水口探索でいろいろなアーケードを回ってきたので
少しずつですがまとめていこうと思います。
もう今後新しく造られることは恐らくないアーケード商店街に愛をこめて
【衣笠本通り商店街】横須賀市衣笠栄町
今回は、写真を時系列でどんどん紹介していきます。
先ずは線路側、衣笠駅に一番近い場所から出発です。
天蓋に上がるための梯子があると、その向かいに送水口がある。
五角形の看板。片屋根ならではでしょうか。
ではこの商店街のファースト送水口をば
仲通りは円柱でしたがこちらは角柱です。
おおお、青アクリル。
塗装したばかりのような美しさ。
ちょっと送水口にかかっていますが…
送水口の足元には家紋が入った三浦蓋。
踏まないように歩きます。
右に伸びる仲通りを横目で見ながら進みます。
こういう、商店街ならではのお店用吊り看板(?)を見るのも楽しいです。
ハートが二つ?本通りのマーク入り。
先ほどの送水口は赤い柱に付けられていましたがこちらは白。
こちらも白柱。
ドレン管は細く、先に小さなバルブが付けられていました。
本通りの両側に片屋根が付いているので向かいの屋根の上に放水口が見えますが、
それは後程。
その前に足元…消火栓蓋です。
ちゃんと黄色枠に入っています。丁寧。
分かりやすいです。
アーケード用の送水口から送る水は、天蓋の上に届いてそこから放水するためのものです。
ですから、7階以上の建物それ自体の火災については
勿論、当該建物用の送水口が必要になってきます。
通常の送水口とアーケード用の送水口を一目で見わたせる場所があると嬉しいですね(私が)
そういえば、ここは送水口標識が送水口のすぐ上に付いています。
さて、ここで横断歩道を渡り、この送水口の上を見てみましょう。
梯子の上にご注目下さい。
赤いホース格納庫の隣です。
ありましたありました
放水口が!
他の放水口もよく見えます。
50m弱に1基程度の感じで取り付けられていました。
送水口を座って見守るための椅子でしょうか↑。
ちょっとキノコっぽいですね。
ふと足元を見ると小さな横須賀市章入り蓋。
道幅はこれくらいです。
こちら↓の標識は薄い赤地に文字は濃い赤。
先ほどはよく見るタイプの君で赤地に白文字でした。
陽に焼けてしまうとこうなるのでしょうか。
ふと足元を見ると小さな横須賀市章入り蓋。
何の蓋でしょうか。蝶番がかっこいいです。
進んでみましょう。
床のデザインも照明も素晴らしい。
はい、反対側の道に出ました。
そういえば天蓋には至る所に三浦氏の家紋がついた幕が取り付けられていました。
三浦三つ引両紋というそうです。頭の中に鎌倉殿の13人のOPが流れます…(涙)
それにしてもいきなり素敵なビルではありませんか、と思って歩いていくと案の定、
送水口が!
二代目のようですが、初代の痕跡は見つかりませんでした。
立売堀様の露出Y型、送水口標識が大きくて見つけやすい。
こちらがわも白い角柱に設置されています。
通りを挟んで送水口が向かい合う形なのですね。
ということでこちら側の放水口を確認するべく、
再び横断歩道を渡って振り返ります。
向かい側と同様に設置されていました。(そうでしょうとも)
近くの手すりに放水口の標識がありました。
戻りました。
天蓋の裏側には丸いライトがかなりの密度で取り付けられています。
夜の風景もいつか見に来たいものです。
こちらは、お店が解体され、駐車場になっていました。
ストリートビューを見ると、2010年ごろまでは建物があったようです。
そしてまた、いつかビルになっても送水口は残っているので安心です。
商店街に並行して川が流れていました。
酷暑の中、自販機の存在が助かる…生きる…
横道があったので天蓋を外から見てみました。
ついでにもう少し商店街の外を歩いてみます。
川沿いの建物というのは風情があっていいですね。
逆サイド。
雨で濁っていましたが晴れた日は青空が映り込んで美しく映えることでしょう。
本通りに戻りました。
ラーメンと送水口
交番と送水口
向こう側に駅が見えてきました。
この商店街を歩き始めた場所も見えますね。
歯医者さんと送水口
仲通りにもあった「商店街からのいきなり階段」。
…ん?
なんと、空が見えます。
ちょっと行ってみたかったのですが大人なので我慢しました。
カラオケと送水口
消火器箱と送水口
箱が蝉のようです。
…と、だんだん送水口の紹介が雑になってしまってきましたが、
本通り商店街もここでおしまいです。
向かい側に渡ると看板が見えました。
衣笠本通り商店街送水口の紹介はこれで終わりです。
仲通り、本通りと歩きながら三浦氏に思いを馳せ、
送水口と放水口をこれでもかと見ることができる
とても幸せな道行きでした。
最後までご覧頂きありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿