アーケード商店街が地図に載っている!
そう思って現地に訪れても、必ずしも送水口とめぐりあえるわけではありません。
商店街が短かくて設置していない。
商店街自体がなくなっている。
商店街は残っているけれど天蓋はなくなっている。
その他、明確な理由が見当たらない場合も含め、商店街の空気を、あるいはそこに商店街があったのだという風情を楽しみながらも、無いと気付いたときには意気消沈し、心で幾粒かの涙を流すこともあります。
こんなにも情報が豊かに手に入る時代になっても、送水口に関する情報はあふれるほどに増えた、とは言えない状態です。行ってみるしかない。見て確かめるしかないのです。
もちろんそれが楽しいし、刺激的であるということは否めません。ネットで見つからないということは、自分だけの宝を探し求める冒険ができるということだから…!
と、自分をなぐさめ、私は今日もアーケード送水口と出会うために旅をするのです。そして、それなのにそれなのに、出会えなかった…
そんな事例をいくつか紹介していきます…
01【品川区 立会川商店街】~長さだけでは設置できない?~
とても雰囲気がとてもよく、お散歩におすすめな場所です。
今回は2回目の訪問です。以前来て無いなあと知っていたので確認のため。
でも歩いてみると…50m以上あります。それでも設置されていない理由は何でしょうか。…と書いてみましたが、それは「50m以上って決まっているんだから!駄目だよ!」と言いたいのではありません。
先日、SNSでもとあるビルが7階建てであるのに送水口が塞がれていた件について議論が交わされていました。実は、7階は使用しないという設定であったので法的にはOKだったとのこと。私自身は、そのことを非常に専門的知識がある方々のやりとりで知ったのですが、むうう、それは通りすがりの送水口ファンには分からないなあと思った次第。
立会川商店街にも上に書いたような、きっと何らかの理由があるのだろうと思います。
素人の考えとしては、立会川商店街の場合、①設置当時、両サイドに高い建物が無かったから?②天蓋が比較的簡単に開閉ができるから…かなあと考えています。
こういうことを考えることができるので、商店街に送水口が無くても悲しくないです。ほんとです。泣いてなんかいないです…
0 件のコメント:
コメントを投稿