20260803

【共成産業様本】製作中!

昨年秋から、冬の終わりくらいまで、毎日1基ずつ共成産業様のロゴが付いた送水口をXにアップしてきました。

送水口探索している方には分かって頂けると思うのですが、共成様のロゴは記憶に残る一方で見つけるのは意外に難しいです。しかもロゴ付きのものは青銅鋳物が多く、年々数を減らしています…。

そんな中、ロゴ付きのものを100例以上集めたというのは、我ながらちょっとだけ頑張った!嬉しい!すごい!と悦に入っております。
下の写真は、ロゴだけ集めたもので、表紙にする予定です。
ああ…ずっと眺めてしまう…
何て美しくかわいいの…


ということで、ロゴ+送水口・採水口の写真をどーんと集めた本をいつものしまうま出版様で作成中です。
A5判、90ページ超。
世界に一冊しかない共成様への愛がみちみちに詰まった本になる予定です。

今年の送水口ナイトまでには完成できると思います。


とは言え、客観的に考えて爆発的に売れるということはないような気がするので、そんなにたくさん印刷するつもりはありません。
もしも欲しいという方がおいででしたらご相談ください。
勿論送水口博物館にもちょっとだけ置かせてもらおうかと思っています。


 

覚書 (2020年8月)

コロナ禍の時に、どうしても書いておこうと思った文章をXからたまたま発掘したので載せておきます。

筋道だった文章ではないのですが、ネットの海に沈む前にすくいあげておきます。いつか消すかもしれません。


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送水口は厳格に規格化されてきた製品です。工業技術の発展に恩恵を受け、自治体に応じたルールの中で存在しています。

建築に関わるが故に時代の影響を受け、風景に影響を及ぼしてきました。

人の営みの影響を受け、幾人かの人生に影響を及ぼしてきました。 



送水口は 群であり個。 俗であり孤高。


そもそも送水口は工業製品なので、観察者としての我々がその対象として分類する以前に、生まれ落ちた時点で名付けられ、整理されています。型録もある。

 それでも尚わたしが日本中を放浪し、出会う送水口を片っ端から撮影せざるを得ないのには理由があります。



一つ目は、【刻々と変わりゆく現在】という平面に関すること。概念の地図上で不規則に点滅する送水口一つひとつを確認するという感じです。



二つ目の理由は、歴史の狭間に失われていく送水口にほんの一瞬でも出会っておきたいから。もはや新たに製造されることのない銅鋳物の貫禄には胸を打たれます。

かつて建物の表玄関でプライドを体現していた、その重さ故です。飾り板のアルファベットからは種としての来歴に想いを馳せることができます。



そして、三つめの理由。それは、一つ目と二つ目の理由に関する活動をしている自分と、メーカー様をはじめ、その活動を支えてくださっている人々の営みをまるごと見つめ、理解したいからであるような気がします。

自分のことを知りたいというのではなく、自分の目を通して送水口というものの総体、全体像を知りたいという方が近いかもしれません。



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今は、自由に旅ができることを当たり前ではなく、本当に幸せなことということを忘れずに送水口探索を続けていきたいです。




二つ目は、【こうしている間にも埋もれていく過去】に関すること。時間という名の巨大な筒の中に現在から腕を伸ばして掘り続けている感じです。
二つ目は、【こうしている間にも埋もれていく過去】に関すること。時間という名の巨大な筒の中に現在から腕を伸ばして掘り続けている感じです。

【天神橋商店街の送水口たち】① ~謎が残った1・2番街~ 

突然大阪市内アーケード探索再開記録
続けていきましょう。

あの日本一長いと言われる天神橋商店街を歩いて参りました。

先ずは入口。
表参道と書いてありますが、どこに向かう参道かというとそれはもちろん大阪天満宮。
(…行ってませんが…)

実は、大阪の中心部の商店街はどこもおおよそ行っているのですが、はじっこの送水口を撮影して満足してきた感じ。しかし、この長い商店街をきちんと端から端まで歩いてみたい。そして、オールド発見まではいかずとも、1丁目から6丁目までの送水口の違いを確かめたい。

という訳で一丁目から参ります。

はい、一丁目のお迎え送水口です。
…っていきなり何この施工!

えええ、片方に露出Y、そして反対側にドレン弁(放水口型)。
しかも同じ高さ。
どんなふうに連結しているのかな。中身、中身を見せて…!!!

放水口型ドレン弁は福山様

送水口は立売堀様

すっきりした店舗看板。色を付けるのもOKなのですね

2基目の送水口。やはりこの施工なのですね。

ここからは2丁目に入ります。

2丁目商店街は柱封入、縦双口の或る意味スタンダード型になります。

ステンレス柱には凝った模様が付いています。赤アクリルが映える。24という数字が書いてありました。

商店街内高層ビル用送水口でしょうか。標識しか見えませんが

いたいた いました 北浦様製品に見えます。
しまわれちゃったんですかね…

2丁目商店街の店舗看板は上部に装飾がありました。

天蓋アーチにも絵が…文楽人形のようです。

両サイドからの幟がある風景も大好き

大きな提灯、テンションが上がります

2基目の送水口。あれ?W-15?ううむ、さきほどの24からここまで9個も送水口があったとは思えませんが‥‥何でしょう。

商店街内高層ビル用送水口、立売堀様の自立型。お立ち台風です。ソロコンサート中。


店舗看板には垂幕も付いています。美しい。

店舗内高層ビル用送水口。壁埋設。黄色い反射シールが付いています。設計送水圧力が1.0メガパスカルを超えているということなので、結構高いビルなのでしょう。しかし、わざわざアーケード側に送水口を付けなくても道路側に付けた方が安心なのではないでしょうか。と思ったら大きな道路には面していないビルでした。なるほどなるほど


次の送水口にはW-10でしょうか。やはり単純な送水口番号ではないようです。何かな…


大通りを挟んで…

天神橋2丁目商店街はまだ続きます。

Wー10の次に出会ったのはWー7

アーケード内高層ビル用送水口、副業中です

がんばって…

番号なし(取れちゃったのね)

アーケード用ではない壁埋設が二つ続きます

ん?蓋は…

無くなってしまっているようです。痕跡を見るに、赤アクリルだったのでしょう。


ふと天井を見上げると、形状が変わっています。ここから三丁目に入るようです


なんと、天蓋付近に大きな赤い鳥居がつられています。
しかも遠くまで…いくつも見えます。
ということで、いったん3丁目からは次回ご報告します。

今回は、何故か露出Y型と放水口型ドレン弁を一本の柱に挟む形で施工している1丁目
(中身が謎)
豪華なステンレス柱に縦双口赤アクリル、ただし添付の番号は意味が不明
(番号の付け方が謎)

という謎2本立てでした。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。