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20150803

小倉は今日も雨だった その5 ~オモシロ送水口+さらにおまけ編~

本当にお仕事の合間に行ったのかと思われるくらい小倉編が続いておりますが、ちゃんとこの日に打合せもお仕事もしたのです。本当です。

最終回はオモシロ送水口+おまけ編。
まずはオモシロ送水口さんたちから。


・・・・?歩いていて思わず二度見したのがこちら。
え?おうちの中?


ではなく、こういう立地でした。
しかしこれは使いにくそうです。はらはら。


おすわり送水口。
細かな雨のときにはこのくらいの暑さの蓋でもその下は濡れないようで、
なんだか送水口がおすわりしているように見えました。送水口ベンチ。 


むぎゅー。
かわいそう・・・(泣)




そしてこれ。
オモシロ、というより謎の送水口です。



小倉駅正面から数メートル。
ちょっと足を踏み入れ難い、しかし大変魅惑的な場所があります。
大丸ビル名店街。長さ数メートルのアーケード。


昼間でもこのような感じ。
いえ、昼間だからこそでしょう。


ここの入口に、このような物件が。



これが送水口だとすると、常識的に考えてこの小さなアーケードの屋根の上に放水口があり、
そこへと送水するのだと思うわけですが・・・。
そうなるとこの屋外消火栓はいったい何なのかと。

実はこれらパイプの先には防火水槽があり、
この接続口は、実は送水口ではなく放水口であるとか。

とは言えここまでしっかりと
書いてあるのですから、送水口なのでしょう・・・。



最後におまけをいくつか。


富士山的トマソン。


ぐるぐるエスカレーター。

ぎゅーん。





到着ー。 



えーと・・・。


以上、小倉情報を終わります・・・。

20150802

小倉は今日も雨だった その3  ~九州的オールドプレート編~


小倉ホテル、という名前がかすかに残る廃墟がありました。
あとで調べたら小倉日活ホテルと呼ばれる老舗ホテルでありました。

その裏手がストリートミュージアムになっているのですが、

今回の話題はそちらではなく、もう一つの側面に、






オールドプレート!!!


小倉日活ホテルは1962年(昭和37年)開業。





 実は私、オールドプレートの中でも、文字が鋳造ではなく機械彫りのものは割と新しいのでは、と考えていました。
 しかし、機械彫りは割と早い時代から行われていたようです。
東京工業彫刻協同組合」という団体様のページによれば、彫刻機が輸入されたのは大正9年とのこと。
 少し話題が反れますが、翌年の大正10年には国産の彫刻機が開発されたということですから日本はすごい。とはいえ精密さではまだ輸入のものを凌ぐことはできず、しばらくは外国製品に頼っていたそうです。そして戦争を経て一旦は落ち込むも、その後の朝鮮特需や高度経済成長を経て質的にも量的にも飛躍的に成長・変容していく・・・。このころの工業製品はこういう一面があるのかもしれません。そして送水口も・・・?

 

というわけで文字部をアップ。



あれれ?この文字の開き方とNNの詰まった感じ、そしてAの中線が低いところ・・・

そうです、あの大阪北区堂島新山本ビルの送水口に似ていませんか? 
むむむむ!!



と興奮しましたが、忘れておりました。もう一つありました。

こちらは後付けでしょうが、消火栓機工さまのちょっとだけ接続口が出ている送水口。





オールド2か所目。
遠目にあのビル何かありそう!とわくわくして近づくと・・・


ありました!!!


さて・・・英語表記ではありますが

貼り付けたのでしょう・・・・・。
なんでしょう。嬉しいのに胸の奥がもぞもぞ致します。
いくつか取れてしまったのでしょうか、新しく付け替えられたアルファベットもあるようです。 


ということで、英語表記物の文字の付け方としては、

 ① プレートと一緒に鋳造
 ② 機械彫刻
 ③ 文字をつくってビス留め
 ④ 文字をつくって接着剤留め
 ⑤ シール

という5種類があるようです。

これは④にあたるように見えます。そう言えば、③(④かも?)の例で、文字が醸し出す不安な感じに於いてこれと似たものがありました・・・・松阪に・・・(いろいろありますが、これは私的にはとても思い入れのある大好き物件なのです)


こちらもスプリンクラー送水口部分は後付のようです。

もちろん表示灯もあります。美しい。



3か所目。
小倉駅にとても近い場所です。
一度通り過ぎ、何となく胸騒ぎがして近辺を歩いていたら見つけました。


奥にひっそり。


これも文字が機械彫刻です。

ぱっと見た感じからしてすっきり。場所柄か、ほとんど手入れはされていないようですが、
凛としたたたずまいです。

文字部アップ。 






開閉弁。
例えば横浜駅にあるような村上様の採水口にこのタイプに近いものがついていましたが・・・
何とも言えません。


 応急処置。



ということで3件。
小倉の英語表記物件は以上。

小倉編、もう少し続きます。

20150726

小倉は今日も雨だった その2 ~表示灯編~

さてさて、福岡に来た~~と思うのはこの表示灯を見た時です。

説明は最後にして、今回はひたすら表示灯をアップしていきます。ではでは。


ステンレスのポールに表示灯。
火災のときに邪魔にならないとよいのですが。


アーケード送水口の表示灯。どこかと申しますと、 

ここでした。 


邪魔な設備があっても避けるように付けます。 



改修中も付けます。


送水痕になっても。







蜘蛛脚カバー(と勝手に呼んでます)を付けて。 


捕手のように。



このようなオモシロ送水口でも



ちゃんと付いています。 


どこが接続口か一瞬迷ったり、 

一人でこんなに大変そう、と思われても、

健気に設置されています。
(このように非常電話との兼用も可) 


ときには表示灯だけのものも 




ということはさすがに無いですが、 


明らかに表示灯の方が目立っている物件もありまして・・・


と思いましたがよく考えたらそれで正解なのでした。そういう役割です。はい。



そういう意味では、寧ろ溶け込んでいたら問題です。しっくり。 


しっくり。


というわけでとてもよく目的に沿っている表示灯。
隠れそうになっている送水口の在処を一生懸命主張しております。



こっちですよ~~

ここです!

ここなんです!!


一方で、そこまでせずとも・・という事例も。
この壁を作るなら壁埋設にすればよかったのではないでしょうか。




こちらは一緒に門番のお仕事をしているかのようです。

お出迎えも任せてください。





表示灯を設置する場所も工夫されています。

すっぽり。

ぴったり。



えーと・・・

吊られておりました。





さて、関東ではほとんど見ないこの表示灯。
九州地方の各県・地域の条例で特段強調されているというわけでもないようなのですが、
ルールを守ることに厳しい(と感じておりました)福岡県。
ひたすら設置基準を守っているということなのでしょうか。



実際、或るビルでは「消防法違反」の事例の一つとして北九州市の広報ページに
「表示灯が破損」として取り上げられてしまっていました。

件の送水口は「まあいいか」と撮影していなかったので
ストリートビューで確かめると、確かに故障しているようでした。



そういう意味では君たちも心配です・・・早く直してもらえるといいね。


ということで、福岡にいらしたら、送水口のそばにあるこの可愛い表示灯にも目を向けてみてください。


※味気ないことを言うようですが、送水口の場所は消防署で把握しているので、現在は表示灯がなくても特に支障はきたさないとか・・・・とか・・・・(でも可愛いので変えないでほしいとは思います)