20190818

祠に入った採水口


時間があると、ストリートビューで送水口探索をしたり、
これまで見た送水口の安否を確認したりしているわけですが、

改修で、このあとどうなるのかな、大丈夫かな、と思われる物件があったので、
とりいそぎここに載せておきます。


と言っても、採水口なのですが…



わかりますか?








近寄って見ましょう。






はい



お地蔵さんのように、
祠に入っているかのような…


採水口です。





さらに近寄ってみましょう。



なんとも窮屈そうですが、
そして操作がしにくそうですが、


この付近に住んでいたら、毎日お供えをしてしまいそうです。 

実は、この壁の後ろは空き地になっていたのですが、
地下に水槽があり、そこに繋がっているのかなあと思った次第です。

この採水口、ストリートビューで見たら、
この壁ともども残ってはいたのですが、
隣のビルがまるっと囲われていたので、心配になってしまったというわけです。
文京区、吹上坂の麓です。
様子を見に、再訪してみないといけません。


20190812

にょろにょろ送水口倶楽部へようこそ

この題名どうかと思いつつ、続けております。


さて、今度はにょろにょろ送水口。
昨年(第五回、2018)の送水口ナイトできむちさんが可愛らしいイラストとともに発表してくださったのはとても印象的でした。

私もにょろにょろ物件、見かけたら撮影するようにしています。
きむちさんのように素敵なイラストを添えることはできませんが、見つけたものをいくつか紹介してみようと思います。
ちなみに、にょろにょろ物件の定義はわりとぼんやりしています。送水口の配管が見えていたらにょろにょろ、と言ってしまっている気がします。中には直線的で、にょろにょろ、というよりは「にゅーん」或いは「ぐいーん」という感じのものもあります。

真面目なことを言うと、にょろにょろ発生は送水口の改修による「外付け送水口」の設置による配管工事のためがほとんどです。本来、壁の内部を這わせるものを外側から入れるわけですから、大変なご苦労の賜物であると思います。

配管工事の方々の工夫と苦労を忘れずににょろにょろ鑑賞していきたいものです。




にょろ部が傷まないようにカバーされています。


いくつものカーブを経て消防士さんが使いやすいようにしています。
水抜きの管はそこでいいのかな、とか
飾り板いるかな、などモヤモヤポイントもありますが
この大胆な配管には脱帽です。

下段に実はひっそり送水痕があるのも見所です。



こちらは逆に飾り板をえいやっと取り払ってみた物件。
いっそ縦双口にすればとも思うのですが、
先人(前の送水口)の姿かたちにひきずられることが多いような気がしています。
もしかしたら前任者は壁埋設だったのかもしれません。



双子のようで、実は左側はにょろにょろ送水口。
実にさりげない佇まい。



次の写真。墜落型、と私は思ってしまうのですが…
送水口探索を始めた頃にこういう物件に出会っていたら
もっと自然に見えていたのかもしれません。
(その頃はこういう設置はまだありませんでした。)
現代っ子たちの目には、こういう送水口は当たり前なのでしょう。
ちょっと不思議です。


お気に入りの一品。
飾り板をつけたことも、
そもそもここに露出Yをつけたことも、
いろいろ想像して楽しめます。
左下の水抜も力技感があって好きです。



水抜は、ここになりますよね…
最下部でないとあまり役に立たないのでは?
と思うのですが致し方ないのでしょう。
これを見ると、もうすぐ送水口は接続口だけになってしまうのではないかと
ちょっと不安になってしまう私です。


そんな不安を吹き飛ばすような壁埋設。
壁埋設型というより、追加壁埋設型。


雨樋やガス管たちと関わり合いせめぎ合い
…いったいどれが消火用配管なのかしっかり辿らないと分かりません。
割と有名な物件かと思います。好き。




にょろ部が豪華に隠されている!と思ったら勘違い。
こんなふうに入口が開けられているのに、


実は壁の裏側でにょろっとしていたのでした。
これは凄い工事…このせまさで…大変だったことでしょう。



おまけに超豪華なにょろにょろ送水口。
にょろ×8
(これは後付ではなく、駐車場からの通路を横切るためにこのような配置にしたようです。)


おまけにょろ
これはもっと育ったら立派なにょろにょろに…
…なるということはないですね。
とても不思議な広島の地面採水口(?)で終わりにいたします。




20190811

草水口倶楽部へようこそ

【草水口 そうすいこう】
よっち~さんによる造語です☆彡
草木と親しんでいる送水口。
あるいは、親しみすぎている送水口のこと。


例えばこちら。
植木の波から顔を出しているようにも見えます。



もふもふです。
消防隊の方のためにはもう少し刈り込んだ方がよいのかもしれません。


くすぐったそうです。ちくちく


森林を探索していたら送水口を見つけた!
…という気分を味わえます。


次にこちら。秋田で出会ったものですが… 

ツタの壁の横に…
壁埋設なのか、自立型と言ってよいのか悩むところですが、 

もう少し近寄ってみると、
うむむ? 
送水口の左側が…

















なんともう一基あったのでした! 

ライオンのたてがみのようになっていますが…
ユーモラスです


私は後ろ側から見たのでかなり衝撃を受けましたが、
正面から近付いていれば、普通の草水口だったと言えましょう。






よく見ると、エビスさまの
露出Y送水口でした。 

鹿児島関係かと思われたロゴマーク。
EFがこうなりました。



話が逸れましたが、
草水口にもどりましょう。



最後に親しみ過ぎている例を二つ。


表示プレートだけが…(岸本様の露出Yでした)





自立型が息を潜めていました。 




なんと、三基も!!!







夏は草水口の旬です。
皆様もぜひ探してみてください!




20190807

高速道路、運転者でなければ送水口観察!

名古屋に行って参りました。

行きは新幹線、帰りは車に乗せて頂きました。
そこで気になったのが、

…高速道路の送水口。

挑戦しましたが、助手席から撮影するのは難しかったので、
ストリートビューでご紹介。


トンネルが近付いてきた!と思ったら入口近くを見てください。
入口の左側(外側)にあります。

入口に送水口
(↑クリックしてください)

道路によって型はいろいろありますが、昨日見た送水口は箱入りと壁埋設型(壁は無いので配管が露出していましたが)でした。


トンネルの中に入ると、
基本的には50mごとに消火栓があります。


消火栓


消火栓を開けると、放水口があります。
消火栓ですから、消防隊の方だけではなく、一般の方も使えるように、ということで
口径40㎜。1分あたり130L、放水圧力は0.29MPaで
3つ同時に放水しても40分はもつように水源が確保されているそうです。
とはいえ、いつかは水も尽きます。
そこで、水を補給するために入口にある送水口から水を送るのです。
口径65㎜。ただし、設置については「必要に応じて」ということ。
「必要がある」場合は、トンネルの両端に、双口のものを設置します。





入口にもどりましょう。

採水口も

送水口だけでなく、よく見ると、開閉弁が見て取れます。
採水口もあるようです。

こちらは消防隊専用でしょうから、規定によれば、
口径65㎜。1分あたり400L。放水圧力は0.29MPa。
この採水口用にも2個同時に40分程度放水できる水源を確保するよう定められています。



以上は新東名のものですが、
せっかくなので他のものも。

大師トンネルの送水口

おまけです。
高速道路のトンネルでちょっと驚いたもの…

巨大なピクトさん

でした。

今回参考にした資料はこちらです。

http://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/pdf/tonnneruhijou.pdf


あっ、おまけをもう一つ。
道中気になっていたコレも、ストビューで解決できました。すごいですね、グーグル。

装水口


いやはや、グーグルマップ上で送水口を探しながらものすごい距離を旅行してしまいました。インターネットって怖いですね。





20190803

第六回送水口ナイト終了!そして東京駅のアレ

おかげさまで、第六回送水口ナイトも令和元年7月28日、無事終了しました。

川崎ミューザで始まった送水口ナイト、今では送水口博物館という素晴らしい場所で行うことができるようになりました。本当にありがたく、そして幸せなことです。しかも今回は何と何と、五時間設定!気もちはオールナイト。
そんなイベントに多くの方が参加してくださり、そして賑やかで温かな雰囲気で進行できましたこと、ここに心からお礼を申し上げます。
ご参加の皆様、発表してくださった方々、会場を提供して下さり、さまざまな設備や食事などの手配をしてくださった館長ご夫妻。ほんとうにありがとうございます。
来年もできますように!



さて、その中で今回「こんなところにも送水口!?」という話をしました。
ひとつ報告し忘れたものがありましたので、載せておきます。

と言っても、送水口ではなく、放水口、いえおそらく給水口…なのですが、なぜお知らせしたいかというと、


村上ロゼッタだからです!!


という放水口が池袋にあったと、以前このブログにも書きました。しかしそれは池袋の公園、しかも柵の中です。よく行っていた場所とは言え、さすがにあまりのぞきこむことはないでしょう。
今回は、・・・・・・東京駅です。


高い方の線路脇、段差沿いに伸びるパイプ。
その鎖のところに…ありますよね。

単体のものと、二つセットのものと二種類ありますが…




これをようく見ますと、



あの水流にM,そしてMURAKAMIの文字。
このロゴはいったい何処のメーカー様のものだろうと探していた時期。東京駅を使っている方々に聞いていたら、「ああ、あの水流にMね、それは村上製作所でしょ」とすぐにわかっていたのかもしれません。たぶん。
という妄想に打ちのめされつつ、東京駅を使う方々を羨ましく思いつつ、見かけるたびに撮影してしまいます。

それにしてもなぜこのような設備があるのでしょうか。


一つの説として、「まだ寝台列車などがあったころ、ここから水を列車に送り入れた。あるいはここからの水を使って洗浄した」ということを教えていただきました。
実はこの設備、上野駅でも見かけたことがあります。そのような列車が停まる駅にあったということなら納得がいきます。

山手線・京浜東北線の線路から、上層の線路に電車が来た時が一番撮りやすいです。是非望遠で村上ロゴを確かめながら撮影してみてください。



20190601

トロと休日

三崎に行って来ましたよ。
かつて「トロと休日」というゲームがあったのです。
その舞台となったのがここ、三崎。
まあ、約二十年遅れの聖地巡礼です。

「初めて来たとは思えない」
と、やはりそのゲームをしていた家族と話しつつ、三崎の町をぐるぐるお散歩していました。

そんなときに行き着いたのがここ!
ここですよ!!

いや、ここは舞台ではなかったとかそういうことではなく、




では、
アップしてみましょう



ほら!



ほうら!




なんと!階段の手すりが…!!!
送水口になっているのですよ!


トロ、なにこれ??


65
MD
という刻印が見えます。

数字はいわゆる普通の送水口と同じです。
MDがわかりません。


…と悩んでいたら、かの送水口館長様より「MD」ではなく「YMD」だよ、とのお言葉を頂きました。
あら…
山田様でした。大変失礼致しましたm(__)m
お恥ずかしい限りです。

ところで、これがもしも送水口であるとしたら、この手すりの末端には放水口があるということ!???
それにしては余りにも驚愕の設置法です。
手すりをつけるときに、近くにあった不要の消防部品をくっつけちゃったのかも…???


しかし。
鎌倉でいくつか見たことがある高所単独峰寺社送水口に酷似しています。実際、この上はお寺さまがあります。


とにかく、のぼってみましょう。

よいしょよいしょ



なかなかに辛い階段です。



40~50メートルほどつたっていったでしょうか


見えました!



あっ







あー




ありましたーー!



本当にこれで水を送ることができるのか、非常に疑問ではありますが、
よく考えたら、この付近の方々はいつでも連結送水管を端から端まで触って愛でることができるのです。

何という生活。
何という奇跡。
既にご利益です。


放水口のそばにはそこそこ新しい消火栓蓋があり、頑張れば消防車も来れそうです。
もしかしたら、もう使われることの無い設備かもしれません。



それにしても羨ましい…

最後に三崎ビールをトロとの思い出の場所で飲んで

帰路につきました。

鮪も、日本酒も、三崎麦酒もイカゲソも!全部美味しかったです。




送水口がある風景

お台場です。

いつもは、送水口をアップでばかり撮影している私ですが、

ここに立ったときには、何故か引きで撮影しないと!と感じました。

送水口がある風景。
そうです。
私は、いつもこれを見ているのです。
でも、記録に残しているのはアップばかり。



こんな感じ。
まあ、自分でもこのような角度で撮るのが大好きなわけですが…


ときどきは、こんな写真も撮っていこうと思った春の日の午後でした。


因みにこの多連送水口、ロゴはありませんが村上製作所さま製品です。

地下散水設備用ということを考えると、後ろの建物用ではなく、この付近一体の共同溝用???なのかな?と想像しています。