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20130806

撮影する

送水口観察を楽しむために その3:撮影する

 
送水口を鑑賞したら撮影して手元に残しておきたいと思うのが人情というものです。


撮りたいところを撮ればよい
人それぞれ

と言ってしまうと話が終わってしまうので、私が写真を撮るときのことをお話ししようと思います。

なお、前回「送水口を観察する」の図において、どちらかというと私は左側の要素が強いと思うので、その点ご了承ください。

1 撮影箇所
(1)送水口自体
  ①正面から
    正対して水平・真正面から撮ります。
    全ての送水口についてこれを撮ることで整理・比較ができます。

  ②真横から
    壁埋設の場合は難しいこともありますが壁にカメラをくっつけるようにして撮ると上手くいきます。
    自立型の場合もアーケード型の場合も、接続口のキャップが完全に真横から見える点で撮影します。もちろん水平を意識して撮ります。
    接続口の長さや蓋の形などがよりはっきりとわかります。

  ③真上から
    自立型、露出Y型では特に重要です。
    それぞれよく見ると自立型の頭部、露出Y型の露出部はメーカーや時代で違います。
    アーケード型では無理ですが、この場合は他に撮るところがあるので後ほど。

  ④各部分:接続口、キャップ
  ⑤各部分:鎖、および鎖の連結部
  ⑥各部分:表示、表示プレート
  ⑦各部分:ロゴマーク
  ⑧各部分:表示灯
  ⑨各部分:区域図
  ⑩各部分:その他
     ◇接続口の蓋が外れている場合は中も確認。製造所や製造番号が書かれている場合があります。接写すれば撮れます。
     ◇配管が露出している場合は配管、その際に逆止弁、止水弁が出ている場合はそれも撮影。
     ◇見慣れない検査証があると撮ることもあります。
     ◇アーケード型の場合、配管をたどると上部に梯子があります。それも撮ります。

  ※接続口や立管部の詳細を見るために、必要に応じて①~③以外に斜めから撮ったり、自立型などは後ろから撮ったりすることもあります。
  ※⑤~⑩については無い場合もありますので状況に応じて撮ります。
    また、いくつかをまとめて撮ることもあります。
  

(2)送水口の周辺
  ①設置状況がわかる範囲での周りの風景
  ②設置場所(住所)がわかるような建物の名称(所謂「建て書き」)、住居表示などを含んだ風景

2 撮影時の注意
(1)通行する方々のじゃまにならないようにする。
  最も大切なことだと思います。
  しかし、ついつい位置取りに一生懸命になり、周囲のことを忘れてしまうことも考えられます。
  可能ならば同行者を募り、注意してもらうとよいでしょう。

   ↑ついつい周囲のことを忘れている事例。道行く人々に奇異の目で見られます。




(2)入ってはいけない所には入らない。
   当たり前ですが。
(3)真鍮、ステンレスの送水口を撮る場合には自分がうつりこまないようにする。
(4)不審者に見られないようにする。
   言うまでもないことですが、対象を見定めてから撮るというのは基本ですが、あまりうろうろしていると周囲の人々から胡散臭い人間ではないかという目で見られます。
   ですから、どうしても時間がかかる場合には、周囲の風景を見ているようにするとよろしいかと思います。ときどきまったく関係ない木々や鳥などを撮影してみるのもよいかもしれません。
   そして、ついに送水口を撮るときには迷い無く、潔く撮ります。余裕があるのなら笑顔で撮りたいものです。私はまだその境地ではありませんが。

↑できれば観光名所を撮るような感じで




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蛇足ですが、帰ってきたら写真の整理をします。
私は場所で分けます。そして日付もはっきりさせておきます。


以上、撮影についての覚え書きでした。
送水口は三次元の対象ですので、これぞと思ったものについては自然と枚数が増えます。
ですからしっかり観察した上で、これはまあいいかと思うものは敢えて諦めるということも大切です。
(そういうときは一枚だけ、全体が入るように斜めから撮っておく)

また、大切だと思った送水口については時をおいて撮影しておくことも大切です。
いつなくなるかわからないからです。    
    


鑑賞する

送水口観察を楽しむために その2:鑑賞する

 
さて。
野に、いや街に出てきたとして。

送水口を前にすると、
○色
○風合い
○景色
・・・・・・といった様々な要素が目に入ってくるのだと思うのです。

どこを見ればよいのか。
ということになってしまい、もういい!となってしまうと悲しいです。

では観点を設定してみましょう。
ポイントは、送水口に何を求めるか、ということと繋がっています。

ということで、
「送水口の楽しみ方」として挙げた図をご覧下さい。





この図は、以前アップしたものを多少修正したものです。
左右に分けていますが、実際の楽しみ方としてはこれらが重複してくるのだと思います。

ただ、たくさんの送水口を見ていると、
自分はどちらかというと分析的な見方が好きだ、とか
どちらかというとひたすら鑑賞するのがいいな、などと
自分の見方の傾向が見えてくるような気が致します。

もちろん、
「このように見てください!」
というものでは決して無く、この表によって
何を見ればよいのかが少し見えてきたり、
これまで気付いていなかった送水口の楽しみ方が増えたり、
・・したらいいな、という程度のものです。

またこの図については継続的に改善していきたいと思っています。
ご理解ご協力いただけたら嬉しいです。




20130805

行く場所を決める

送水口観察を楽しむために その1:行く場所を決める


 【レベル1 送水口がたくさんあるところに行く】
 
 送水口があるところ。それは概ね都会です。

 実際の規定については基礎知識の頁(送水口の基本情報の1)をご覧になって頂くとして、

 目の付け所を簡単に書くと、

 ○高層建築
 ○劇場、美術館の類
 ○アーケード
 ○地下街
 ○駅
 
 などです。
 基本的には消防車からの放水が届かないところ、と考えていただくとよいと思います。






 【レベル2 ねらった送水口を見に行く】

 送水口といってもどれでもいいわけではない。

 という境地になってきたらしめたもの、  このレベルでの選択が必要です。

 ①インターネットで見つけた送水口を観に行っては如何でしょうか。
 といってもあまりインターネットには無いかもしれません。
 私の場合は送水口のサイトがあまり無い時代に好きになったのでこの段階をすっとばしているのですが、もし拙サイトで実物を見てみたいというものがありましたら是非ご連絡ください。
 ツイッターでもコメント欄でも構いません。


 ②見たい送水口の種類に応じておおよその場所を決める。
  送水口は建物に付随して設置されます。
  したがって、古い送水口を見たければ古い建物が多く残っている場所へ行く。
  ぴかぴかの送水口を堪能したければ新興住宅地などへ行く。
  ということです。

  ただし注意しなければいけないことがあります。
  あまりに古いと逆にぴかぴかの送水口がつけられている場合があるのです。

  一つには、劣化して検査を通ることが危ない場合に取り替えた場合。
  もう一つは、設置の際には付けなくてもよかったのでもともとなかったのだが、設置するよう法改正がなされてから新たに取り付けた場合。

 ③当該地域の開発・発展年代を調べてから決定する。
  団地、地方都市の駅前など「この時期に一斉に都市開発を行った」というところはおおよそ同じような送水口がついていると思ってまちがいありません。あくまでもおおよそですが。
  つまり、町によってそのとき、その場所で流行した送水口がついている、と私は考えています。

  昭和30年代周辺ならば、かなりレトロな、外国から輸入したような送水口があるかもしれません。
  昭和40年代周辺ならば、旧字体も含めてかなり年季の入ったものがあるでしょう。
  昭和50年代周辺ならば、割とごつい感じの送水口が多いと思います。
  昭和60年代ごろからは、ステンレスのスマートなものが増えてきています。

  これはあくまでも、あくまでも大雑把な私の感想です。
  送水口と定礎を比べたり、賃貸情報で築年数を確認したりしながら得た「感触」です。
  ほんの参考程度にしていただければ幸いです。


 【その他】
  ○自分の思い入れのある場所(故郷、思い出の場所)の送水口を見に行く
  ○有名な場所・建築の送水口を見に行く
  ○これまで見てきた送水口について分類・分析を深めるために見に行く



そして、  
  ○ふと散歩してなんとなく送水口にであう

というのもいいかもしれませんね。


  
 

20130729

送水口を楽しむ(1):たたき台として


 送水口を見たり探したりするのが好きだ、と公言するようになり、すでに十数年が経過してしまいました。しかし、どうして自分が送水口に惹かれるのか、またはどのような観点から送水口を見て楽しんでいるのか、ということは曖昧なままでした。
 そこで、すぐにはできませんが、思いついたときに自分を振り返って送水口の楽しみ方を少し分析してみようかと思ったしだいです。
 とりあえずは下のようにざっと思いつくままにあげてみました。
 ここにあげた項目からすると、若い頃は右側に比重があったのですが、あまりにも多くの物件とであっているうちに何となく頭の中で傾向のようなものができてきて、左側に傾いてきているというような気が致します。
 
 もちろんこれは未完成であり、他にもいろいろな楽しみ方をしている方がいると思うのですが(いたらいいです)それらも含めつつ、世間様にも納得できるものにしていけばいいなあと思っています。
尚、こういったものをつくっておこう!と思ったのは「東京Peeling!」の中で暗渠ハンター様が暗渠の楽しみ方や見方・考え方というものを図式化していらっしゃったからです。
もちろんそちらはものすごく分析的でものすごく深いものですので、ここにお名前を出させていただくのは申し訳ないくらいなのですが、とても尊敬しているサイトさまなのでお許し下さい。
http://lotus62.cocolog-nifty.com/


というわけで一応たたき台として。
ご意見ご指導などありましたらお寄せ頂けると幸いです。