【レベル1 送水口がたくさんあるところに行く】
送水口があるところ。それは概ね都会です。
実際の規定については基礎知識の頁(送水口の基本情報の1)をご覧になって頂くとして、
目の付け所を簡単に書くと、
○高層建築
○劇場、美術館の類
○アーケード
○地下街
○駅
などです。
基本的には消防車からの放水が届かないところ、と考えていただくとよいと思います。
【レベル2 ねらった送水口を見に行く】
送水口といってもどれでもいいわけではない。
という境地になってきたら
①インターネットで見つけた送水口を観に行っては如何でしょうか。
といってもあまりインターネットには無いかもしれません。
私の場合は送水口のサイトがあまり無い時代に好きになったのでこの段階をすっとばしているのですが、もし拙サイトで実物を見てみたいというものがありましたら是非ご連絡ください。
ツイッターでもコメント欄でも構いません。
②見たい送水口の種類に応じておおよその場所を決める。
送水口は建物に付随して設置されます。
したがって、古い送水口を見たければ古い建物が多く残っている場所へ行く。
ぴかぴかの送水口を堪能したければ新興住宅地などへ行く。
ということです。
ただし注意しなければいけないことがあります。
あまりに古いと逆にぴかぴかの送水口がつけられている場合があるのです。
一つには、劣化して検査を通ることが危ない場合に取り替えた場合。
もう一つは、設置の際には付けなくてもよかったのでもともとなかったのだが、設置するよう法改正がなされてから新たに取り付けた場合。
③当該地域の開発・発展年代を調べてから決定する。
団地、地方都市の駅前など「この時期に一斉に都市開発を行った」というところはおおよそ同じような送水口がついていると思ってまちがいありません。あくまでもおおよそですが。
つまり、町によってそのとき、その場所で流行した送水口がついている、と私は考えています。
昭和30年代周辺ならば、かなりレトロな、外国から輸入したような送水口があるかもしれません。
昭和40年代周辺ならば、旧字体も含めてかなり年季の入ったものがあるでしょう。
昭和50年代周辺ならば、割とごつい感じの送水口が多いと思います。
昭和60年代ごろからは、ステンレスのスマートなものが増えてきています。
これはあくまでも、あくまでも大雑把な私の感想です。
送水口と定礎を比べたり、賃貸情報で築年数を確認したりしながら得た「感触」です。
ほんの参考程度にしていただければ幸いです。
【その他】
○自分の思い入れのある場所(故郷、思い出の場所)の送水口を見に行く
○有名な場所・建築の送水口を見に行く
○これまで見てきた送水口について分類・分析を深めるために見に行く
そして、
○ふと散歩してなんとなく送水口にであう
というのもいいかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿