20220104
雪の中にたたずむ送水口たちに会ってきました ~その2「再会」編~
20220103
雪の中にたたずむ送水口たちに会ってきました ~その1「わかめさんとオット氏さんの素敵な写真展」編~
北海道で送水口活動をするソースイコーニストのわかめさんが、送水口の写真展を開催することになりました。行きたい行きたい行きたい!!!!!
…というわけで、2021年も残りわずかという12月29日。冬の札幌へと出発しました。
しかし寒さに弱い私…わかめさんに冬の札幌に耐えるための服装やら心構えやらについていろいろと教えていただきつつ、何とか二日間乗り切ることができました。
いえ、「乗り切る」どころか、この上なく素敵な写真展を「体験」し、冬の札幌の美しさ、冬ならではの食べる楽しみ…そして、何より雪の中、送水口たちの見たことのない姿を堪能できた、本当に幸せな旅になったのです。
一泊二日という短い旅ではありましたが、たくさんの感動を頂きました。感謝をこめて記事を書いていきたいと思います!
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20210805
なんでこんな形なの?
この送水口、どうして接続口が本体に対して鋭角なんだろう…?こんな質問を頂きました。
コメントでお答えするには長くなってしまったので一枚の記事にしてみました。
その1 下向きの理由
何故このように鋭角、というか下向きなのかというと、
「消防士さんがホースを繋いだ時に、折れ曲がらないように」であろうかと思います。
確かに、「だったらもっと下のほうに接続口を付ければ…」というお考えも出てくるわけですが、法令により、送水口の接続口は地面から0.5~1mの範囲と決まっています。その中で上記のことを観点として開発した場合にあの形になったのかと思われます。ちなみに、その高さの設定ですが、消防士さんが操作しやすいように、そして目視で見つかりやすいように、とのことであると考えています。
ところで私、この送水口を見たときには、「水を入れたときに凄く負荷がかかるのでは」と思いました。おそらくこのご質問もそのことから発せられたような気がいたします。しかし、通常よく見る送水口が90度だとしたら、これは下向きに15度ほど下を向いているだけなので、その点での困難はないようです。
それよりも「下向き」のほうが優先されるとのことだったのでしょう。広島では、↓のような送水口を見ました。90度の接続口に下向きのエルボアダプタが付いていたのです。
その2 製造中止
ところでこの送水口、検索しても見つかりにくい…とのことですが、仰る通りで、実はもう製造が中止されているのです。新製品へと切り替わったのは2016年。
おっとその前に、この送水口は立売堀製作所製、きちんとした認定品です。(認送074)
立売堀製作所様は、本店を滋賀県、本社を大阪府、そして工場を三つももつ送水口業界では現在最大手と言ってもよいメーカー様です。送水口を自らの会社内ですべての部品も含めて造り上げることができます。
さて話を戻しましょう。
この下向き送水口の製造が中止されたのは2016年。主力製品の一つだったようで、このようなお知らせも出ています。
その3 変わり行く送水口
アダプタを付けるほどに求められて(?)生産されたはずの下向き送水口…それがなぜ生産中止になったのでしょうか。それは、先ほどの「縦スタンド型送水口変更のお知らせ」にあったように、立売堀製作所様が新たな送水口を開発したからかと思われます。
新しい送水口は、この5年間でぶわーーーーっと広まりました。こんなにも送水口って新しく作られ、そして取り換えられていくのだと実感できました。新型感染症が広まる前に行った台湾でも見たくらいです。
新しい送水口は、下向き送水口よりも場所を取りません。だんだんとスマート化がなされている送水口の世界。「ここまで来たんだなあ」と思ったのを覚えています。
