20130809

残暑お見舞い申し上げます2013


残暑
お見舞い申し上げます
2013

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というわけで既に残暑ということのようですが
四捨五入すると40度っていったいどこの南国でしょうか。


さて。

夏休みを頂きましたが家事にもあきたので
(あまり進んでないけれど)東京までお買い物に行くことにしました。

とりあえず永田町で乗り換えだったのでふと思い立って途中下車。

地下鉄の階段を上がってすぐ半球露出Y。真鍮です。
定礎を見ると昭和30年ものらしい。テンションあがります。

そばにもいい感じのビルが。
駐車場の中ですが、ちょっとだけ・・・。



防火栓表示。いいスタートです。
送水口が新しくなってしまっているのが惜しいです。




この辺りは送水口天国です。昭和40~50年代の渋い送水口見放題です。
ただ送水口天国とは言い難い。なぜなら、

警備員さんがたくさんいるからです。

まあそれは想定内なので、警備員さん達の視線をかいくぐりつつ撮影。

某会館。3連スプリンクラー用送水口。 

3本建物へと伸びる配管がかっこいいです。
ただ
後から設置したのかなあ、という気配が濃厚です。
連結送水管送水口はないですねえ、と・・・。

この会館の正面にあった銅像。心の中で敬礼。

予想通り裏手に送水口がもう一つ。撮影を迷ったのですが、足元をみてびっくり。

足元の表示板が大きい!

そして、もしもこれが「口」ならば、なんて大きな字。
今日ほど自主的に屋外を掃除しようと思ったことはありません。
しかし本当にここで掃除したら道の向こう側にいる警備員さんが
真剣な目で近寄ってくることが明らかです。


いろいろやり残したことや撮りたかったけれど撮れなかった写真もありつつも
(ああ、砂防会館・・・・)道を進みます。



途中で見つけた郵便受。右書きです。字も味わい深い。

そうそう、赤坂プリンスが改修に入っていました。
覗いたら工事現場の方に注視されてしまいました。

ちがいますちがいます、と言いつつ濠沿いの道へ。


10000m3
消防水利の表示にしては莫大です。
しかし濠の水としてはもっとありそうだねえとか

けっこう水草や藻があるので
給水フィルターちゃんとしたものでないと大変だねえとか

この風景で東京って
信じられないねえとか

おばあちゃんになってもこんなふうにぶつぶつ言いつつお散歩するのかなあと思った午後でした。


道路からお濠へとのびるコンクリ、の先にあるマンホール蓋。
東京都章がついていました。トゲトゲ短いバージョンでした。

こちらは蓋が塗りつぶされているバージョン。ちょっと古墳風。


そして今日の収穫。


じゃーん。

赤坂トンネル用。しかも泡送水口。



トンネル用。
ずっと撮りたい撮りたいと思っていたのですが立地的に困難。
まさか都会でこんなふうに簡単に撮れる場所があったとは。
そして泡送水口。
泡消火については別のページで書いたので省略しますが、嬉しいです。


まあ、簡単と言ってもこの↓コンクリート塊によっこいしょと乗って撮ったのですが。




迎賓館を過ぎ、四谷方面へ。

学校プールの道路側に設置された採水口。
学校はいざというときに地域住民が避難する拠点の一つになる場所です。
防火水槽、プールなどがあるので消火栓や採水口を見ることができます、と
書いてもまず間違いないでしょう。
ここの採水口は丁寧なつくりの壁でしっかりガードされています。 


「これならば非常時も大丈夫ね」という顔をしながら近寄って観察。

ここでふと気付きまして
よく考えたらお買い物に行く途中だったのではないか、と。

急ごうとする私の行く手を阻む美しい送水口。
しかも交差点の中央を目指すように、建物の角に設置されています。



メーカーロゴも、立体的なものがきちんと取り付けられていました。



なかなか進めません。


個人的に大好きな頭部扁平自立型送水口。いくつ見ても撮ってしまいます。


近くにあった鉄の蓋。あれ?なんだか花がかわいいです。


続いてこちら。一つのビルなのですが、名前が二つ。
上を見上げたら確かに二棟が連結しているような建物でした。


送水口もそれを表しています。この出っ張りのこちらに高山ビルさん用の送水口。


真鍮赤キャップ。二点しんにょうで足元には散水栓の蓋。




反対側にまわると同じ型式の送水口。

こちらの足元の散水栓の蓋はただの鉄プレートに。


・・・・・・・なかなか進みません。


一生懸命歩いていくうちに、児童公園を発見。
仕方ないなあと言いつつ侵入。

まずは防火水槽用の蓋。
先日購入した区章てぬぐいにはなかった新宿区章がついています。


入口には単口の採水口。なんと門柱(?)と一体化。
大胆です。びっくり。


すでに四谷三丁目駅に近付きつつあります。

そろそろ急いで、というときにまたしても。
同じビルなので当然といえば当然ですが、同型の送水口が並んで見えました。



小球露出Y。1号。


2号。
どちらも鎖が少し長いようです。なのに鎖を繋ぐ部品がありません。


やっと四谷三丁目の駅から地下鉄に乗り、いざ新宿へ。


と、今私が一番注目しているタイプが!

そうです。単口の送水口です。
現在は双口を基本とする、と法律で定められているので
今後「連結送水管用」としては造られることはないと思います。
しかも単口なのに「サイアミース」。いや素晴らしい。うしろのプレートも非常に凝っています。 

どうして今まで気付かなかったのでしょう。悔しいけど嬉しいです。 

近くには力強い隷書体のハンドホール蓋。
都章が扇形の枠に閉じこめられてトゲトゲが微妙な長さになっています。


さらに某ライオンビル。
「露出してないY」の接続口が使いやすい向きで設置されています。


台座?も丁寧なつくりです。



の○がきちんと上にある例。年季物なのに。


次回のお手本にしようかと思う達筆さ。

そして渋谷、六本木、新橋などでであった楕円形プレートの露出Y。
字は撮影できなかった(暗かった)のですが一連のお宝グループと同型のものです。



真横からの撮影は困難を極めました。
でも撮りました。

ロゴマークも撮影。
あおっての撮影は困難を・・・。
でも撮りました。






もちろんここにあげた他にも素敵な物件は多数ありましたが、
それはまた「今日の一枚」など、別の機会に。

では今回これにて終了です。
(疲れたので、買い物はこの後あっと言う間に済ませて帰ってきました。)

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